自治会と協議会とでは同じ様なボランティア団体ですが  互助会的な自治会と理念と目標で行動する協議会とでは組織に関しても違いがあります


     自治会の役員は輪番制で務めますので常に新規参入が担保できます   協議会の場合は構成員の中から選出されます  その為に協議会役員は固定した会員の中で廻す事に成り人事の固定化が避けられません

    現実にも自治会長歴40年と言う団体もあり  もはや公害に近い自治会も出ています   市も届出事項に変更が無ければ実態を調査せず永年表彰と言うバカげた事を毎年行っており  自治会の形骸化を促進している始末です

    問題は「輪番制は維持出来るか」と言うよりも   とことん維持すべき制度です   高齢化で輪番制が維持出来ずに潰れた自治会もあり根の深い問題ですが   少なくとも年齢による輪番免除は絶対に避けなければなりません
    車椅子の方でも話さえ出来れば自治会の方針決定に参画出来ます   買い物が出来る方ならば役員会にも参加できます

    高齢を理由に免除していると必ず若い世代から不満が出ます 
「何でも若い世代に仕事を押し付けて 高齢者は何もしない   これこそ逆差別です」
    公営住宅の入居時に「建物周りの管理は入居者が行う事」に同意して入居されています   年齢による免除は間違ってもありません
    ただ高齢者に対しては特段の配慮は絶対に必要ですが  それは輪番制を免除する事では無い

 



     大切な「輪番制」なので何としても維持する必要があります