夜明けの詩(原題:아무도 없는 곳/誰もいないところ)

2021年の韓国映画/85分

キムジョングァン監督作品(ジョゼ、ザ・テーブルなど)

U-NEXTにて視聴


○ストーリー

外国での結婚生活を終えて帰国したチャンソク(ヨンウジン)は、自分の私的経験を基にした小説の発刊を控えている。彼は彼との出会いで過去を思い浮かべるミヨン(IU)、誰かが残した最後のタバコを分けて吸いながら過去のことを思い出すユジン(ユンヘリ)、死にゆく妻を救うために儚い努力を持続するソンハ(キムサンホ)、記憶を失って他人の記憶を集めるバーテンダージュウン(イジュヨン)など、いろんな人の事情を聞いて見て、心の変化を経験する。チャンソクはまた物語を作り始める。

(公式より)


○感想

U-NEXTでポイント購入して視聴した3作目。

(おひとりさま族、あしたの少女、夜明けの詩)

元々キムジョングァン監督が好みで。

韓国版ジョゼや短編映画函館でさよならが好きで。

↑この作品会話劇で役者さん出てこないけど、本当素敵なんです。アンソヒちゃんとチョンジュンウォンさんがナレーションをしています。


それで夜明けの詩も視聴したくて。

キャストもヨンウジンさん好きだし、IUも好きなのでずっと観たいと思っていた作品のひとつだったのですが…


まず、日本版ポスターのイメージで見たので思ってた感じと全然違って。

てっきりウジンさんとIUのラブストーリーかと思っていた私。

ですが全く違います。

あらすじ読まなかった私も悪いですが泣き笑い


どちらかと言うとオムニバス的な作品。

韓国版ポスターが正しい。

登場人物は主にこの5人

チャンソク(ヨンウジン)

ミヨン(IU)

ユジン(ユンヘリ)

ソンハ(キムサンホ)

ジュウン(イジュヨン)


主人公ウジンさん演じるチャンソクと4人の会話劇が主なストーリーになっています。

ちょっとファンタジーっぽさもありつつ、淡々とゆっくりした世界が流れていく感じ。


世界観は私好みだったのですが、あまりにもゆっくりした作品でボーっとしちゃって戻してみることもしばしば。


映像の撮り方は綺麗で好みでした。







ウジンさんがこういう作品に出るイメージがあまりなかったけど、監督のザ・テーブルという作品にも出てるみたいなのでいつか観たいなぁって思います。邦題は窓辺のテーブルだったかな?

チョンユミさんとイムスジョンさんも好きで気になってました。

ウジンさんの昔のドラマで「普通の恋愛」という作品が個人的に凄く好きだった記憶があるので、こういう淡々とした作品ウジンさん似合うな〜って思います。


IUの役柄にもほぉ。と思いましたが(意外な感じで)

ユンヘリさん、キムサンホさんも良かったけど、ジュウン役のイジュヨンさんが特に良かったです。


あんまり見たことない女優さんだけど、ドラマライブとかに出てるみたいです。



あとはウジンさんの声好きだなぁ〜って思いました。

心地良すぎて眠くなっちゃうっていうのもあるかも笑

それくらい聞き心地の良い声です。

淡々とした作品が好きな方なら楽しめるかも。

それにしても韓国のポスターはとても素敵だなぁと思います。

キムジョングァン監督の作品他の作品も見てみたくなりました。