#23 6月の通院 | 26歳で悪性脳腫瘍を患ったOL

26歳で悪性脳腫瘍を患ったOL

病気を患ったいま思うこと体験したことを書き留めたいと思います。
悪性脳腫瘍(グリオーマ/星細胞腫/グレード3)
手術⇨放射線治療を経て、現在は抗がん剤治療中です。

こんにちは!

昨日は月1回の通院にいってきました。

午後の通院だったので
めちゃくちゃ空いてました。

採血💉
MRI検査(造影剤)
診察

でした。

相変わらず
注射を刺してもらう時に
刺しづらい腕ですね〜。
なんて言われてしまいました。

造影剤が入ってくるときの
カッと熱くなるのも
いつの間にか慣れて?おり
問題なく終わりました。

診察では
まず、検査結果の話で

血液に異常は全くなく

MRIに関しても腫瘍が小さくなったとは
言えないが現状維持だそうです。

そして
抗がん剤治療の1クール目の様子を
伝えました。

家の中でも壁の中を
伝ってじゃないと歩けないこと。
ずっと立ってるのは厳しいこと。

身体がだるくて日中でも
5〜6時間寝ちゃうこと。

吐き気とかは無いが
食欲不振で食べる量が明らかに
減っていること。

仕事も出来なくて休んでいること。

元気!と思えるのは
1週間に1回あればマシなこと。

この1ヶ月の様子を
正直に先生に伝えると

先生も
「え、そんなに酷くなる!?」
と言いたそうな様子でした。

「放射線治療の入院中は
そんな様子なかったもんね。
だから抗がん剤の副作用かな。」
と。

私が飲んでいる
抗がん剤は放射線治療と
抱き合わせで行うことが多いようで
体調の現れ方がまた別なようで
比較にならないようです。

1クール目が問題なければ
量を増やす予定だったらしいですが

先生からは
「無理に追い込むようなことはやめよう。
1クール目と同じ量にしよう。」

あとはダルさなどを取る効果がある
薬を出してくれて
それを10日間程飲みます。

どうかその薬の効果が
現れて欲しいですが

抗がん剤とフィコンパ(癲癇防止)なども
含めて1日に13錠も飲まなきゃいけず
それはそれで正直嫌です。

抗がん剤は別として
薬に頼らなくていい生活を送りたいです。

2クール目もどうなるか分からないですが
先生は
「家にずっといるのがしんどい時も
あると思うから、その時は病院での治療を
考えよう。」と言ってくれました。

入院するのは全然嫌じゃ無いです!!
だって入院生活楽しかったんですもん!


だから、もし入院することになっても

それはそれで、また看護師さんにヘルパーさん、

先生たちに、患者さん達に会えるの楽しみ!

と思ってます。


何かあったら電話してきて良いよ!

と言ってくれているので

今晩からの経口抗がん剤治療

がんばります!


そう言えば診察の帰り際に

先生に、〇〇さん元気ですか?

(同じ病気の患者さん(おばあちゃん)で

入院中毎日お話してた方)

と聞くと


実はね再発しちゃって

手術することになっちゃった。


と、小声で教えてくれました。

そもそも教えていいんかい!と思いましたが

私のこと信頼してくれてるんだ

とも思いました。


まさかの言葉にショックでした。


じゃあ先生が手術頑張ってくださいね!

と言うことしかできずで。。。


すごく悲しいですが

現実だから受け止めなきゃ。


おばあちゃんの娘さんとは

文通でやり取りさせてもらっていたので

すぐにお手紙送ろうと思います!


図々しいですが、

少しでも気休めになれば良いなと。


おばあちゃんが安心して

手術に挑めるように


わたしは祈って

エールを送るのみ!です。


みんなそれぞれ闘っていると思うと

わたしも頑張ろうと思えます。


普通に働いて

普通にお出かけして

普通に家族と友達と過ごして

という生活は程遠いですが

いまは身体を休めるときですね。


ここまでお読みいただき

ありがとうございます。


暑さも湿度もあり大変ですが

どうかお身体に気をつけてお過ごしください。