行列ができる法律相談所の番組で作った
カンボジアのアンコールワットから車で1時間半の場所にある
トロンピヤーンクロサーン小学校
今回は、北村弁護士との都合がつかず、
一週間前に北村弁護士は訪問し
僕たちはその翌週の訪問となりました。
アトランタ、シドニーと2回オリンピック1万メートルに出場した川上優子さん
元祖 天才少年ゴルファーの伊藤涼太君
スーパー耐久のレーサー出身で
岡山市でauショップ、不動産管理等々のビジネスを展開する新田顕一郎さん
この3人と訪問してきました。
ここには、日本からも多くの芸能人やスポーツ選手、
そして一般の方々も訪問されています。
プロレスラーたちが訪問したときには、
本気で子供たちが怖がって逃げ出したそうですww
カンボジアには、こんなに大きな人間はいませんからね
でも、帰るときには泣き出す子供たちもいたようです。
心の交流って大切ですね。
カンボジアで活動されている日本人はたくさんいます
和民の渡邉美樹さんもそのお一人
http://www.watanabemiki.net/
カンボジアで孤児院や井戸の建設など
幅広く貢献されております。
カンボジアといえば、つい最近(20年ほど前)までは
ポルポト政権により、人口の3分の1が虐殺された
永く苦しい時代でした。
自国の900万人の人々のうち、300万人を虐殺。
医者、学者、高学歴、頭の良い人たちは
皆殺しにされた時代です。
その爪あとは、アンコールワット遺跡にも
銃弾の跡として、残されています。
難民・・・
無数の地雷・・・
そんなイメージが濃いカンボジア
だからこそ、支援の手も多く差し伸べられるのでしょうか?
行列ができる・・・でも、
多くの有名人が絵を描いてオークションで販売し
その資金で学校建築をしました。
その様子をテレビでご覧になった人も多いでしょう
マラソンランナーでオリンピックでは2度のメダリストになった
有森裕子さんは、カンボジアでの社会貢献活動で
国王から勲章をいただいているほどの功績があります。
前回訪問した際には、多くの文房具を持って
子供たちや学校にプレゼントしてきましたが
今回は、文房具に加えて自転車を5台用意しました。
番組で小学校を作ったときにはわずか40名の生徒
今では、270名が通っています。
この場所は、つい先日までタイと世界遺産の所有権で
戦争をしていた国境から車で数十分の地域。
建築当時は舗装道路もなく、穴だらけの土の道路でした。
学校ができたことで、確実に村の発展に寄与した・・・
そう、現地のガイドさんも話していました
それでも中学校までは22kmという
果てしなく遠い道のりです。
歩いて通うと片道で5時間です。
それで、中学へ通う子供たちに自転車がほしいという
情報を事前につかんでから訪問したのです。
卒業して中学へ通った生徒は6名
カンボジアでは、中学の進学率は35%
それからみると、まだまだですが
この小学校ができるまでは、
小学校を卒業できる生徒は学年に1名程度しかいませんでした。
そう考えると、すごい実績ですよね。
6名の卒業生のうち、すでに中学校をやめてしまった子供が一人
残りの5人のうち、一人は
あまりにも遠すぎる学校への通学が負担になり
仕事もあるし通学を断念していた子供もいました。
もう、学校を辞める寸前のところに自転車がプレゼントされ
これで学校に通える!!と、大喜びで自転車を取りに来てくれました。
続きは第二部でご報告します。
今回の支援物資(支援資金)は、
北海道旭川市の市民の皆様、会社・団体からのものです。
順不同・敬称略ですがご報告と、この場をお借りして御礼を申し上げます。
旭川市の募金していただいた皆様
株式会社エイペックスジャパン
株式会社asatan(asatan編集部)
P・G・A CLUB
P・G・A ゴルフ練習場
募金箱設置にご協力いただきました飲食店、遊技場の皆様
今回の支援金は全て、一番有利な両替レートにて換金し
全て支援物資に代えさせて頂きました。
第2部では、小学校の生徒たちの様子などをご報告いたします