日本では、
猫のひたいほど••••というと
狭いことの例え。
タイでは、
猫が動くと死ぬほどの狭さ。
ネコに小判、豚に真珠は
鶏に宝石。
馬の耳に念仏は、
水牛に琴。
トリ頭は、
水牛 クワーイ
足を洗うは、
手を洗う。
豚の声は、
ぶぅーぶぅー ではなく、
ウートウート。
腹のでたカエルは、
ウーンアーンと呼ばれる。
鳴き声がそうだから。
だから、太った腹のデカイ人を
ウーンアーン とバカにする。
もちろん冗談混じりにだ。(笑)
タイ語会話の本を見ると、
例外なく
私 のことを、
男は ポム と書いてあるし
女は ディチャン になっている。
英語の アイ I にあたる。
しかし、女性が自分のことを
ディチャン と表現すると、
お高くとまっていると思われる。
もしくは、よそよそしいと思われる。
もっとも、皇室の女性や
かなりのハイソな女性は別だ。
一般の女性は、自分のことを表す
単語がないのだ。
いや、実際にはいくつかあるが
相手によって、どれが適切か?
悩んだ挙句、
私 を省略してしまう。
だからタイ人は主語がない
そう言われるのだ。
もしくは、友達同士なら
自分のニックネームで呼ぶか、
俺や、お前みたいな表現だろうか。
もう一つ、サヨナラは辞書に
ラーゴーン と書いてある。
これも曲者だ。
タイ人にラーゴーンと言うと、
親しい人ほど怒る。
永遠の別れを意味するから。
だから、
バイバイ
サワッディー
チューカンマイ ナ
また会おうね
などと、表現する。
言葉や風習って、
難しいですね。
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