このたび、引越をすることになりました。
今の家には18年住んでいて、私の人生の半分近くを過ごした家で、思い出がありすぎてありすぎて寂しいです。
引越理由は悲しい理由ではなく前向きな理由で、引越先は私の勤務場所も子供の保育園も徒歩圏内でとっても便利な立地だし、長男の希望する小学校の校区内だし、保育園のお友達がわりと何人も徒歩圏内に住んでいるし、だけど正直に正直に申し上げて、私ひとりだけとっても寂しくて寂しくて寂しいんです。
なぜって、私の人生の中で一番長い年月を過ごしたここの賃貸、外観も間取りも気に入っていたし、なんとて近所の人達がほんとにいい人達で、孤独な育児を何度も助けてくださり、近所の子供達もみんなとても可愛くて、こんな素晴らしい環境で子育てしてきたことが私にとってかけがえのない宝物で、涙がとまりません。
ここで過ごした18年間、とても幸せでした。
けど人間の記憶は薄れていくものなのか、何年も不妊治療していたときもここに住んでいたけどそのときの記憶はあんまりなくて、記憶にあるのは、第一子が生まれて一生懸命沐浴させたお風呂や、子供達が走り回ったこの部屋、外にいる近所のお友達と何度も話したベランダ、そんな子供と過ごした思い出ばかりです。
この大好きな家で、私は子供達に怒ってばっかりだったなぁと思います。早く階段あがりなさい(玄関1階で部屋は2階)、早く服着替えなさい、早く手を洗って、なにしよん、いい加減にしいや。そんなことばかり言って、もっと優しく接したら良かったのにと後悔しています。
次の家でも子供といつも通り過ごしますが、今こんなに喪失感でいっぱいなのは、近所のみんなと毎日会えなくなる寂しさ、0歳の頃からの子供達と過ごした部屋に入れなくなる寂しさ、このふたつがあるからだなと思っています。
時が経つと大丈夫になるのかな。
ここの賃貸の鍵を返却する日が近づくにつれ、覚悟を決めないといけなくなってきたなと思っています。
引越をすると職場が近く今までのような時間のロスがかなり減るので、子供においしいご飯を作ってあげたい、朝部屋を掃除してから出勤したい、自分の体を休めたい、それが叶うことになります。
前向きなことに視点をあて、前に進みたいと思います。