熊野の旅 八大龍王姫松明神 猫又の滝 | ぶらりしてパワーUP!っぷ‼︎

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こんばんは


今日は晴れ予報でしたが


曇ってたので暑さもマシでした


ちょっと奈良へ



テクテク行ってきました








さぁ


熊野の旅の続きです



玉置神社さんから


プップー🚗



到着です


テクテク階段を上がり左に



手水舎


龍さん


こんにちは


凄い勢いで水が出てます



鳥居をくぐり



八大龍王姫松明神



御祭神  八大龍王姫松明神さま


(はちだいりゅうおうひめまつみょうじん)



猫又の滝


田辺市龍神村と中辺路町の境にある


笠塔山には古来 妖怪が棲み旅人を驚かせた


無人の馬場を夜な夜な人の乗っていない


白い馬が駆け抜け木偶茶屋という


人形芝居小屋が現れ にぎやかに芝居を


演じるなど奇怪な出来事が続いていた


噂を聞いた安倍晴明は調伏の祈祷を行った


妖怪は怒り狂って大雨を降らせた


晴明は杖を柱 笠を屋根としてお堂を造り


護摩を焚いて三日三晩祈祷して


妖怪を滝壺に閉じ込めた


岩に梵字を刻み文字が消えるまで


滝壺から出ることを許さぬと言ったという



滝のあたりに尻尾(しっぽ)が二つある


猫が住んでたのが名前の由来だとか



猫又の滝に まつわる話


折立に昔 佐古の三吉という男がいた


ある夏の暑い日


猫又へ行ってサンショウウオでも


釣ってこうと出かけた


実は滝には「主」がすんでいるといわれ


あたりは大木が生い茂って昼でもうす暗く


村人もあまり近寄らないところだった


滝つぼに糸を垂れて半日たったが


サンショウウオはもちろん魚一匹釣れない


そのうち三吉は小便をしたくなった


熱燗でお神酒でも進ぜようと


あろうことか滝つぼめがけて


勢いよく小便を飛ばした


突然 晴れていた空はにわかにかき曇り


雷鳴とともに雨 霰 雹が降り風が


ゴウゴウと吹き出した


驚いた三吉は釣り道具を放り出し


一目散に村まで逃げ帰った


ところがもう一度びっくり


そこでは太陽はさんさんと照り


雨が降った気配もない


では あの猫又でのことは何だったのか


三吉は体が震え急いで家に帰ると


布団にもぐりこんだ


その夜中のこと「こらっ、三吉」と


家も揺るがすような大声がして


三吉は目を覚ました


枕辺に大きな坊主が立ち恐ろしい目つきで


三吉を見据えている


「お前の今日したことは知ってしたことか


それなら命をとるぞ


知らずにしたなら目をつぶすぞ」と


大声でわめいた


三吉は「知らずにしたことです


どうか命ばかりはお助けを」と


平身低頭 一心に謝った


しばらくすると大坊主の姿は消えていた


どうやら命だけは助かったと


三吉は胸をなでおろしたのだった


その後 三吉は猫又へは二度と


行こうとしなかった



どうぞ



ありがとうございました



次の目的地へ


プップー🚗





おやつ






かわいいでしょ