はろー。
魔女です。
1960年大ベストセラーになった本があります。
慶應大学医学部教授で大脳生理学者、林髞(たかし)著書「頭の良くなる本」という本です。
タイトルだけで食いつく人は少なからずいるでしょうね笑
この本には、白米中心の食事ではビタミンB類が不足するという主張をし、パン食を奨励する内容が書かれています。
「白米を食べるとビタミンBが不足するから バカになるよ」って言っている本です。
林髞さんが、通常の小麦粉にビタミンB1を100gあたり0.17mg以上配合した「頭脳粉」というものを原料とした「頭脳パン」を売り出しました。
このビタミンB1により脳の働きが活発になり記憶力や思考力が良くなると伝えたのです。
米にはビタミンBがないからバカになる、だから小麦粉にビタミンBを入れてパン作るから、どんどんパン食べてねと。
だったら、元々ある米にビタミンB入れろや!…って思うのは私だけでしょうか笑笑
っていうか、玄米にはビタミンB入ってますからね。
ちなみに、この頭脳パンは石川県でまだ売られています。
このことは、国内自給率やTPP問題が指摘される昨今では口に出すこともはばかられるようなことですが、この本がベストセラーになった背景には当時の国策が見え隠れするのです。
この本の主張の背景には、アメリカに本拠を置くいわゆる「穀物メジャー」からの強い働きかけ、更には研究費の提供などがあったことが今では判明しています。
研究したかったんだろうね。
そのために魂を売ってしまうんですね。
小麦の使用量が増えれば増えるほどガンが増えています。
関西の粉もん文化も、讃岐のうどん文化も戦後にできたもの。
WHOがそのグラフを発表しています。
1950年、3千万トンだったのが2倍くらいに増えていった頃に、癌も増えています。
タバコ、酒をやるより、ケーキやクッキーをいつも食べている方が「腺がん」になりやすいという統計もあります。
「扁平上皮癌」は確かにタバコとの関連性が強いのですが、「腺がん」はタバコ関係ないんですよ。
小麦やトランス脂肪酸とか、砂糖とか食品添加物でなる癌です。
今、肺がんは7割くらいが腺がんです。タバコが原因で肺がんになるのではないのです。
実は日本にも麦を食べる文化が昔からありました。
しかし、それは小麦ではなく、「大麦」です。
免疫撹乱物質のグルテンは大麦にはないのです。
同じイネ科の小麦と大麦は、見た目はよく似ていますが性質は随分と違います。
小麦は粉にして水でこねると出てくる強い弾力性を利用してパンやうどんを作ります。
その弾力性を出すのがグルテンです。
大麦は、吸水性の高さを利用して粒のまま炊いて食べます。
小麦アレルギーの原因物質は、弾力性を生み出すグルテンなのです。
小麦には種々のタンパク質が含まれていますが、その8割以上が「グリアジン」と「グルテニン」というふたつのタンパク質で占められています。
グルテンは小麦粉を水でこねることでこの二つのタンパク質が絡みあって生成します。
一方、日本人も昔から食べていた大麦はこねてもグルテンはほとんど出てきません。
大麦の主要なタンパク質は「グルテリン」と「ホルデイン」。
大麦を捏ねてもモチモチしないので大麦粉からはパスタやうどんは作れません。
大麦でパスタやうどんを作るのは、米粉で作るより難しいのです。
日本人も昔から麦を食べていたのになぜ癌が少なかったかというと、その麦は小麦ではなく大麦だったから、なんですね。
大麦はビタミンBは多いですが、必須アミノ酸は摂れないので、玄米と大麦を混ぜて炊くのが良いです。
オススメの食べ方です。
自分の大好物に、小麦粉を使っていない物を探す方が難しいくらい、小麦粉文化になった日本の食文化。
醤油にも入っています。
蕎麦だって、ほとんど小麦粉です。
今の日本でグルテンフリー生活をすることのハードルは非常に高いですが、
真実を知ることによって、自分の身を、そして家族の健康を守ることができます。
何も知らないまま、危険な食品を当たり前のように食べさせられていたことの方が怖いんだよ。
まず、知りましょう。
そして、自分で生き方の選択しましょう。
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