キク科のお花。
この、ヘリクリサム、傷を癒す貴重な治療薬として古来から使われています。
それ系の辞典でヘリクリサムを索引すると、
「体内の解毒を促し細胞組織の成長を促進する作用があることから、ヨーロッパでは貴重な治療薬として大切にされてきました。
特に古代ギリシャでは、傷を癒す力が高いとされ、皮膚疾患に用いられたようです。
ヘリクリサムが待つ、抗酸化力と皮膚再生力の高さは今でも高く評価されています。」
細胞組織力…✨
この、ヘリクリサムが持つ細胞組織作用は、
自然治癒力を高めて肌のダメージ修復を促します。
まさに瘢痕形成です。
瘢痕形成の作用がある植物は、ヘリクリサムだけではなく他にも沢山あるので、
まめはそれらをブレンドして瘢痕に塗っていたら
まぁ✨もう✨驚きの結果に…✨✨✨
植物は、副作用がない天然のお薬なんですね。
あ、お花を瘢痕に刷り込んでいるわけではありませんよ。
症状に対して効果のある物をブレンドするのが、魔女である私の仕事です。
(さすがに、植物からその作用のある成分を抽出することは世界的権威に任せています笑)
そしてね、
植物の持つ薬理効果の素晴らしいところは、
有用性がひとつだけじゃないってところ。
このヘリクリサムは、瘢痕形成だけじゃなく、
慢性的な咳によいので、喘息にもおすすめ。
消炎作用があるので、関節痛や筋肉痛、打撲などにも働きかけます。
そして、海外では心療内科でも処方されます。
過去のトラウマや後悔を癒してくれる作用があるのです。
イライラがおさまらない時にも香りを嗅ぐと落ち着くよ。
本格的な知識がある方はこちらも↓
【ヘリクリサム】
芳香化学成分
モノテルペン炭化水素類:α-ピネン(13.4%)、リモネン(3.7%)
モノテルペンアルコール類:ネロール(1.4%)
セスキテルペン炭化水素類:γ-クルクメン(14.7%)、イタリセン(2.9%)、β-セリネン(3%)、β-カリオフィレン(2.5%)、アールクルクメン(2.4%)、α-セリネン(1.8%)
ケトン類:イタリジオン1(βジオン1)(2.5%)、イタリジオン2(βジオン2)(1.9%)
エステル類:酢酸ネリル(33.9%)、プロピオン酸ネリル(2.7%)
ね…✨
凄いでしょ…✨✨