傷跡を薄くするためにしていること。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

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まめの手術の傷跡が薄くなったのは何をしていたのか?の質問がとても多かったので、公にお伝えできる範囲でお答えします。

瘢痕という言葉を調べると、

以下、Wikipediaより↓


瘢痕(はんこん)は、潰瘍創傷梗塞による壊死などによって生じた、様々な器官組織欠損が、肉芽組織の形成を経て、最終的に緻密な膠原線維結合組織に置き換わることで修復された状態。きずあとあばた痘痕(とうこん)ともいう。

皮膚の瘢痕には、いわゆる傷跡(成熟瘢痕)から、赤く盛り上がる異常な瘢痕(肥厚性瘢痕)や、肥厚性瘢痕が正常皮膚にも広がっていく瘢痕(ケロイド)、さらに引きつれたもの(瘢痕拘縮)などの状態がある。

熱傷や創傷治癒でできた瘢痕は、脂腺汗腺がないので、元々の組織の正常の皮膚より機能的に劣る。表面がつるりとして、やや光沢がある。また、関節の近くにあり瘢痕拘縮すれば、運動障害をきたす。


と、いうことですが、
まめの場合、左側のおでこにエキスパンダーを入れ皮膚を伸ばし、その皮膚をおでこ右側に持ってきて母斑を大きく切除しました。
その際、眉毛の上に横に長く、そしておでこ右側に縦に長く、頭部にも大きく瘢痕があります。

残っている母斑を薄くするために行なっていることもありますが、今回は瘢痕を薄くするためにやっていることをお伝えします。


ヘリクリサムってご存知ですか??

あまり、聞き慣れないかな?

お花の名前なんです。



キク科のお花。


この、ヘリクリサム、傷を癒す貴重な治療薬として古来から使われています。


それ系の辞典でヘリクリサムを索引すると、

「体内の解毒を促し細胞組織の成長を促進する作用があることから、ヨーロッパでは貴重な治療薬として大切にされてきました。

特に古代ギリシャでは、傷を癒す力が高いとされ、皮膚疾患に用いられたようです。

ヘリクリサムが待つ、抗酸化力と皮膚再生力の高さは今でも高く評価されています。」



細胞組織力…✨


この、ヘリクリサムが持つ細胞組織作用は、

自然治癒力を高めて肌のダメージ修復を促します。


まさに瘢痕形成です。


瘢痕形成の作用がある植物は、ヘリクリサムだけではなく他にも沢山あるので、

まめはそれらをブレンドして瘢痕に塗っていたら


まぁ✨もう✨驚きの結果に…✨✨✨


植物は、副作用がない天然のお薬なんですね。

あ、お花を瘢痕に刷り込んでいるわけではありませんよ。


症状に対して効果のある物をブレンドするのが、魔女である私の仕事です。


(さすがに、植物からその作用のある成分を抽出することは世界的権威に任せています笑)



そしてね、

植物の持つ薬理効果の素晴らしいところは、

有用性がひとつだけじゃないってところ。



このヘリクリサムは、瘢痕形成だけじゃなく、

慢性的な咳によいので、喘息にもおすすめ。

消炎作用があるので、関節痛や筋肉痛、打撲などにも働きかけます。


そして、海外では心療内科でも処方されます。

過去のトラウマや後悔を癒してくれる作用があるのです。


イライラがおさまらない時にも香りを嗅ぐと落ち着くよ。



本格的な知識がある方はこちらも↓


【ヘリクリサム】

芳香化学成分

モノテルペン炭化水素類:α-ピネン(13.4%)、リモネン(3.7%)

モノテルペンアルコール類:ネロール(1.4%)

セスキテルペン炭化水素類:γ-クルクメン(14.7%)、イタリセン(2.9%)、β-セリネン(3%)、β-カリオフィレン(2.5%)、アールクルクメン(2.4%)、α-セリネン(1.8%)

ケトン類:イタリジオン1(βジオン1)(2.5%)、イタリジオン2(βジオン2)(1.9%)

エステル類:酢酸ネリル(33.9%)、プロピオン酸ネリル(2.7%)



ね…✨

凄いでしょ…✨✨