そして、今手術が終わるのを待っています。
初めての3例目。
2例目でも、呼ばれるのがお昼過ぎるのもよくあることなので、3例目と聞き覚悟しました。
が、まめは「お腹すいたぁ~。…食べられないけどね。」とか自分に言い聞かせ、DVDを見たりしてやり過ごしました。
途中、「あぁ~!!味が欲しい!!」と、独特な言い回しで空腹アピールをしていましたが(笑)
そして、看護師さんが呼びに来られて、私が「やった!やっと順番が来た!!」と思ったとたんにまめは「やだ!こわいーーー!!」と号泣。
手術が怖いのではなく、麻酔を吸うのが嫌で号泣です。
麻酔の吸入が大大大嫌いで、毎回オペ室入室前に大号泣、私が抱っこして大人数人がかりで押さえて無理矢理吸入させるのか恒例でしたが、今回は病室から号泣。
テレビ台と壁の隙間に入り込んで「やだー!やだー!」と泣いていました。
それでは、病室からオペまでの流れをどうぞ。
まめ「やだー!吸うのやだー!!」
看護師さん「だよねー、やだよねー。」
母「…まめ、今泣かないでよ。泣くなら手術室の前から泣いてくれる?ここから泣いたって、誰にも届かないよ。」
まめ「やだー!!」
看護師さん「やだよねー。」
母「だったら、先生のところまで行って「いやです!」ってちゃんと伝えて。そうすれば先生がどうすればいいか考えてくれるから。」
まめ「やだー!!」
看護師さん「まめちゃーん、頑張って行こうー。」
まめ「やだー!!」
母「ここでやだって言ってたら、暴れないようにぐるぐる巻きにして皆で担いで行かなきゃならなくなるから、手をつないで一緒に行こうよ。」
まめ「ぐるぐる巻きやだー!!」
母「だったら行くよ、ほら歩いて!」
まめ「やだー!!」
(これが永遠に続く。)
麻酔科の先生に「まめちゃんはね、スーハーの味が大っっキライなの。だから、いやなの。」といつも宣言するまめ。
「どんな味ならいいかな?」と先生に聞かれ
「キャラメル」
と、オシャンなフレーバーをリクエストしていた。
母「キャラメル味にしてくれてるんじゃない?」
まめ「本物のキャラメル味ならいいけど、臭いのとまざってるのはやだー!!」
やだやだが止まらないまめに、この場でやだって言ってもどうにもならないから、一緒に先生にやだって言いに行くよとひたすら説得し、なんとか病室を出る。
母「何がそんなに嫌なの?」
まめ「だってね、おうちでやるスーハーみたいに何の匂いもしない、空気と同じならいいけど、匂いがするのがいやなの。」
母「わかった。だったらやっぱりちゃんと先生に言わなきゃ。まめはもうお姉さんになって、自分の言葉でちゃんと何が嫌なのか先生に伝えられるんだから。ママも一緒に言ってあげるから、先生にちゃんと伝えて。先生だって、どうすればまめが嫌じゃなくなるのか一生懸命考えてくれてるんだから。」
(手術室までの道のり、要所要所で「こわいー!やだー!!」と立ち止まるも、だましだまし何とか手術室へ。)
麻酔先生「まめちゃーん!どしたー??」
まめ「やだー!!こわいーーー!!」
母「ほら、ちゃんと自分で言いなさい。」
まめ「だってさぁ、本物のキャラメル味かどうか解らないからやだ!」
(まめのぐずり泣きを聞き先生や看護師さんたちがワラワラと集合し始める)
麻酔先生「まめちゃーん、じゃあ特別にこれどう??これで本物の匂いにするよー。」(本物のキャラメルとチョコレートを持って来てくれる。勿論、これで匂いはつきません。)
まめ「…。こっちの、食べたことある…。見せて…。」
麻酔先生「ね、終わって食べてもいい時間になったら食べられるように、ママにお願いしようね。」
母「ほら~!!先生本物の匂いにしてくれるじゃ~ん!!」
まめ「…チックンならいいよ…。」(点滴麻酔ならやると言いだす。)
母「まめの得意なチックンにしてもらう?」
まめ「…チックンで、いつものここで(内肘)、ちーーーっっさいチックンならいいよ。」
麻酔先生「うん。大丈夫だよ。それでやろうか。」
まめ「最初にステラルーからやってね!」
母「オッケー、そうしよう、じゃあ行こう!!」
途中、看護師さんたちが「えー!まめちゃん、採血のチックンで泣かないのー??すっっごぉーーい!!」とか「すごいなぁー、おねぇさんだねぇ!」とか、まめをアゲてくださるガヤを連発してくださいまして、なんとかオペ室へ。
まめ「スーハーの匂いしない?」
母「しないよ」
まめ「絶対?」
母「しないよ、だってスーハー出してないじゃん。あ、あれ見て!スクイーズみたい!!」
まめ「スクイーズみたいだけど、スクイーズじゃないけど。」
母「ほら、じゃあYouTube見ながらチックンしよ!」
まめ「ステラルーが先にやるの!」
麻酔先生「あ、はいはい、じゃあ最初にステラルーちゃんね…と、はい、やりました!次、まめちゃん。」
まめ「いつものチックンじゃない!いつものブルーのじゃない!」
麻酔先生「ブルーのチックンより、もっと細いやつだよ。」
母「ブルーのやつより痛くないやつだ!!やった!余裕だね!!」
看護師さんたち、「まめちゃん、すごいなぁー、本当にチックンしても泣かないんだねぇ」「わぁー、まめちゃんえらい!!」とアガるガヤ連発。
ワガママ三昧のお姫様を囲む執事の苦悩を垣間見る。
まめ「なんだか気持ちがフワフワする…」
麻酔先生「フワフワしてきたかな~?」
すぐにコテン。
夢の中へ。
初めての点滴麻酔。
これで今後の号泣がなくなればよいけど。
そんなに簡単にはいかないか(笑)
毎回麻酔までが時間がかかりますが、今回はいつも以上でした。
私が「それではお願いします」とオペ室を離れたのが14時過ぎ。
さて。
私は腹ごしらえ。
蕎麦屋にダッシュ。
本日のサービスセット。
仲良しのお姉さんはもう母国へ帰られてしまったけど、他の従業員さんたちも私のことを知ってくださっているので「ネギ、たくさん?」と聞いてきてくれる。「ネギ、いぃぃ~~っっぱいで(笑)」とリクエスト。
まめの手術が何時に終わるかにもよるが、病室に戻ってから4時間は水分摂取出来ないでしょ、今日は食事出来ないかもしれないなぁ…。
私ひとり横で食べるわけにもいかないから、今夜はまめと一緒にお腹すかせよう。
「悪いものはカラダに入れない」というポリシーのもとに、皮膚科医が作った「処方箋サラダ」。
ストレスケア効果のローストビーフサラダ(野菜はもちろん、オーガニックビーフを使用)、デトックス効果のパクチーサラダを昨日食べました。
サラダひとつに1500円弱って、なかなかですが。
ずっと気になっていたのだけど、いつ売店を見ても売られていなくて、やっとやっと昨日買えました。
代官山サラダは水曜日だけの入荷。
コンビニのサラダやお弁当が食べられない私は、入院の付き添いの食事が辛くてたまらなかったけど、このサラダは本当に美味しかったなぁ~。
水曜日だけなのが残念すぎます。
オススメです。