展開が急。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

今日、注入でした。


実は、エキスパンダー注入の手術前に、レーザーしたところ(オデコアザ部分)が、けっこうなかさぶたになっていて、そこがじゅくじゅくしていて。

このじゅくじゅくが治らないと、感染症が怖いから手術出来ないと言われ、薬を塗ってとにかくじゅくじゅくを治したのだけれど、かさぶたがしぶとく全然取れなかった。



まだしぶとくいるかさぶたが、またじゅくじゅくしてきて。


エキスパンダーからも近い部分だから、今日は注入少なめにしようと5mlだけで、皮膚の緊張も緩やかめにて終了となったのだが、先生たちがちょっと




ざわつきはじめる。


じゅくじゅくしたところを写真に撮り、教授に見せて、判断をあおぐと。

ざわざわ。



教授、学会中なので電話が繋がらず、しばらく処置室で人間と会話が出来るゴリラが猫を飼うという実話の本を読みながら待っていると、産休に入られていたレーザーの先生が久しぶりに登場され、じゅくじゅくに関しての状況説明をしてくださり、「最終的には教授の判断ですが、感染症の恐れがあると抗生剤を使って落ち着かせないとエキスパンダーを取り出さなければいけなくなるので、





このまま入院になるかもしれません。」




絶句。





からの、白眼。



この感じ、前もあった。


実家に帰省中。


このまま入院してくださいパターン。




10回以上入院していますが、突然の入院は本当に頭真っ白になります。


入院って、突然なのかもしれないですけどね。

怪我や病気って、心の準備なんで出来ていない状態で起こることですもんね。


今までのように、心の準備をして入院や手術出来るのはある意味恵まれているのかもしれない。






先生:「感染症の恐れがあるのに帰宅ということはないと思います、たぶんこのまま入院になる可能性のほうが高いです。なので、とりあえず採血してきてください、教授とまだ連絡がつかないのですが、連絡がついて入院が決定的になったらレントゲン撮ってもらいます...」





...心の準備ができまへん...(涙)




採血と検尿をあっさり済ませたが、まだ教授の学会が終わらず連絡とれないので先にお昼をどうぞと言われ、今夜からまた私はコンビニ弁当漬けだからと、最後の晩餐へ。




野菜たっぷり味噌ラーメンと半チャーハンをまめとシェア。



ランチタイムが劇混みのお店は、たっぷり乗った野菜がほぼサラダだった。




そして、再診。



血液検査の結果、感染症の数値は高くなかったから、抗生剤の飲み薬を処方して


帰宅。


今日注入した分抜いて、かさぶた剥がしてもらう処置してそこに薬塗って、




帰宅。


再診までの1時間以上の待ち時間に、このまま入院のシミュレーション完璧にしたのに。



帰宅出来るのは良かったけど。



抗生剤の飲み薬を飲むこと、土日は家にいること、月曜日また診察して、そこで感染症の恐れがあれば



入院になるかも。



そうか。


まだ安心は出来ぬか。




本日は、5ml入れて



6ml抜きました。




チーターパイセンもびっくりの、3歩進んで4歩下がる。




もうまめは、注入の注射で泣くことはないので余裕だわと思っていましたが、何が起こるかわからない。


油断するな、と。


神様に言われた気がします。





そして、本日私、神様に再会しました。




教授の判断がくだり、形成外科から「戻って来てください」の電話があり、形成の受付で待つ私の目の前を横切る神が...!!!




私:「ま、ま、まめ!!内田先生だよっっっ!!!!」



そのまま通りすぎてしまわれた神が、なんと私の大声が聞こえ「??」と戻って来られたのだ。




待ち合いのイスに座っていたまめも「?だれ??」と受付カウンターへ来て、私もマスクを外して


「おひさしぶりです!!」

「あぁ。こんにちは。」



「こんなに大きくなりました!!」



「いくつになったの?」




「5さーい。」




「レーザーしてるんだって?」



「はい、今はエキスパンダーです。でも化膿しちゃって...」


「まめちゃーん、お部屋にどうぞー」





「あ、今神に再会中なので」


↑意味不明。

私たち、呼ばれてしまい、ちゃんとご挨拶も出来たんだか出来ていないんだかわからないまま、そのままお別れでした(涙)



形成外科の受付カウンターの中が


レッドカーペットで、


受付のカウンターが、一般人を遮る



で、



必死で名前を呼んだら、


スーパースターが来てくれてお話してくれた、



イッテQの出川の気持ちが解る。


内田先生、お元気そうでした。


嬉しかった。



今日は、神さまから、忠告とご褒美をもらった。