延期です…。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

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私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

今月の13日に、まめの5回目の手術を予定していたのですが…。


まめ、4日の夜に9度超えの発熱。


翌日、小児科で「溶連菌」と言われる…。



まーじーかー…。



「せんせー(泣)  !!手洗いも、うがいも、超ーーーやってるんです!周囲からウザがられるくらい除菌命なんです!特に、手術前だし!なのに何で?!しかも、溶連菌2回目!!」と、小児科の先生と看護師さんに心からの愚痴りを披露してしまった。



「しょうがないですね、こればっかりは。」

「まめちゃんがなりやすいとか、そういう問題ではないですからね。でも、手洗いうがいは引き続きしっかりやっていただくのは有効ですからね!」

と、先生と看護師さんダブルで慰めのお言葉をかけてもらう。

(私の喉もイガイガ痛かったので検査してもらったが陰性。でも念のため私の分の薬も処方。)



6日が術前検査で9日が麻酔科だったので、溶連菌保持者が病院をうろついて問題ないのか問い合わせの電話を病院にしたところ、有難いことに主治医からわざわざ折り返しをいただく。


(そういえば、手術前に主治医と「手術出来ますか…?」的なことを電話で話すのは初めてではない。毎回毎回、手術直前に「手術出来るのか?!」という事が起きる…。)



「明日の朝一番で、麻酔科と話をして確認をとります。その結果を明日また電話させていただきます。」

と、私のスーパーヒーローはいつもいつも神対応してくださる…。

今月いっぱいで、もう教授の手術は受けられなくなるからなんとか手術出来ますように。


明日は朝から電話の前で正座で待ちたいくらいだ。



絶対に寝坊出来ない次の日、遅めの朝食を作りながらも、マッサンの感動のシーンを見ながらも、麻酔科の判断がどうなったのか気になって仕方がない。


そして、主治医からの電話。

「熱が完全に下がってから、2週間経ってからでないと手術出来ません。」



ガーーーーーーーーン…。




ガーンっていうか、


チーーーーーーーーン…。





あーあ…。

最後の1回、逃した…。

教授の手術、逃した…。




しょうがないか…。

まめだって、溶連菌になりたくて感染したわけじゃないし。

今、頑張って菌と戦ってるんだし。



しょうがない。こればっかりは。




「今月は、もう手術の予定がいっぱいで…。」


そりゃそうだ。

先生、最後の月だもん。

アザの切除の患者だけじゃなく色々な手術をされるのだから、最後の最後に先生に手術をしてもらいたい患者さんは大勢いらっしゃるだろうし、早く手術をしなくてはいけない方だっていらっしゃるはずだもの。




「31日なら入れます。」









「ほ、ほ、本当ですかーーーーーーーーー?!」




まさかの、まさかの、手術していただけることに!!!!





しかも、

「31日はもう手術の予定を入れてなかったんですよー。なので、その日にやることは可能です。」

と。



31日は、オペ日の火曜なのに(毎週火曜と金曜が教授のオペ日だった)、3月最後の日なので、もうオペをされないつもりでいらしたにも関わらず、今回延期せざるを得なくなったまめの手術を入れてくださいました…。





もう私も「有難うございます!!!」しか、言えませんでした。





後任の先生も教授と同じ技術をお持ちなので、その先生に任すことだって出来るでしょうし、私もそうなると思っていました。



でも、最後の最後まで、まめのことを診てくださいます。






私が、この先生をスーパーヒーローだと言う理由。

私は先生に出逢えてなければ、今笑ってなかったかもしれない。



先生は、沢山の患者さんやそのご家族の心を救う正真正銘のスーパーヒーローです。



テレビでプロフェッショナルを見る度に、「なんでまめの主治医の特集やらないんだ?!」と思うくらい(笑)



プロフェッショナルは、ハートまでプロですね。

先生のお心遣いに、本当に感謝します。





早くまめが元気になりますように!!!!