
嬉しいご報告!!!
このブログには、まめが治療している病院はどこなのか、主治医は誰なのか、地方からでも受診出来るのか、そういった問い合わせが多いです。
「来月手術していただくことになりました!」というメッセージもよくいただきます。
初診で、「○月○日に手術出来ます。今日このあと術前検査とレントゲンも撮れます。」と、先生の手術の予定が空いていれば手術の日程を決めてもらえることもあります。(術前4週間は予防接種出来ないので、それも気を付けてください。)
手術での治療方針を知りたくて受診される方は、皮膚科ではなくて必ず形成外科を受診してください。
紹介状も、必ず指名して書いてもらってください。
入院中、看護師さんに「まめちゃんママ!ブログ見て手術受けに来られた方、最近本当に多いです!」と教えてもらい、メッセージでご報告してくださっている方以外にも、手術を受けられて前向きになられた方がいるのかなと思って私も勇気をいただいてます。
このメッセージをくださった方の娘さんは、生後1ヶ月半での手術だったそうです。
今なら、生後1ヶ月半で切除手術を受けられていることがどれだけ恵まれていることなのか解りますが、それは私がまめにもう4回手術を受けさせているという経験があるから思えることで、生後1ヶ月半の我が子に全身麻酔の手術を受けさせるという決断をされたご両親の勇気は凄いと思います。
そして何よりも、産後1ヶ月半しか経っていないお体で、赤ちゃんと一緒に付き添い入院をされたママのお体の負担を心配します。
私だったら、倒れてた。絶対。
きっと、ご主人もしっかりサポートなさって乗り越えられたんだと思います。
素晴らしいですよね。
これからの治療も、ご夫婦で支え合って乗り越えていかれることでしょう。
この病院の麻酔科の技術があるからこそ生後1ヶ月から全身麻酔での手術が受けられ、アザの治療はとにかく早くから行うことでより効果的で、そして生後すぐの方が1回の手術で広範囲の切除が可能で、術後の傷もキレイに薄くなること、とにかくいいことばかり。
寝返りを始めるまでの術後のケアがどれだけ楽か…。
消毒とか抜糸でちょっと泣くかもしれないけど、基本姿勢はずっと寝てるし、ぐずってもおっぱいくわえさせれば泣き止むし(まめの場合)、生後すぐに手術出来ていれば最初の手術は楽だっただろうなーなんて想像したりして。
歩き始めると、とたんに大変になりますね。
術後の傷をぶつけないかヒヤヒヤです。
もう会話が成立するようになったまめは、最近でこそ言い聞かせられますから(それをちゃんと聞くかどうかは別ですが)、これからは少し楽になるのかも…。
かも、ですけどね…(笑)
でも、さっきも書きましたが、生後すぐの手術がどれだけ効果的な治療だとしても、産後すぐのお体での付き添い入院はママの体の負担が大き過ぎます。
でも、ママは絶対に自分の産後の安静よりも我が子の治療を選ぶでしょう。
産後1ヶ月半なんて、産後2年以上経った私が振り返ってみると、まだ産んだばっかりみたいな頃ですよ。産みたてホヤホヤ!!
アザに対しての心労、寝不足、慣れない育児、授乳で体力を全部吸い取られ、我が人生唯一のミイラ期。
昔から産後1ヶ月は布団を上げるな?だっけ?とにかく、産後1ヶ月はひたすら寝ろ、水仕事するな、家事するな、と言いましたが、1ヶ月なんて甘い!
私から言わせれば半年だ!半年!!
半年はとにかく「家での基本姿勢は横になる」でよし!!
出産の経験がある人なら解ってくれますよね?
男性に、妊娠→出産→産後の大変さを解ってくれと言っても200%無理だということは、私はノイローゼになるくらい身をもって知りました。
(来月スタートのフジ水10ドラマ「残念な夫」、かなり期待大(笑))
理解しようともしない姿勢には絶望すらします。
その後、諦められれば楽ですね。
でも、夫婦の絆は悲しいものになりますね。
あ、かなり話がズレましたが、とにかく産後の無理は後々来るんですよ。
「来る」と一言で済ませてますが、その「来る」の来かたといったら、相当です。
相当来ます。
相当やっかいなのが来ます。
その、相当やっかいなのが来た頃には、子供は暴れまくり期、イヤイヤ期、癇癪期、とにかく言うこと聞かないMAXの頃だったりするんです。
横になんてなってられないんですよ。
そうなると、悪化。
ママの体の症状だけじゃなく、事態も悪化。
無条件にイライラしてしまうのに言うこと聞かない子供に余計イライラし、叱ってしまう、怒鳴ってしまう、最悪の事態はネグレクトです。
体だけでなく、育児放棄や虐待に繋がる可能性までも。
本当に怖いことなんです。
私は、キーマンは男性だと思っています。
なぜなら、私は女だから。
ママの味方だから(笑)
女だから、そうなった時に何を求めるかが解るから。
その時母親が求めるもの、それは、子供の父親である男性の支えです。
とにかく、奥さまを労ってください。
極端な例をあげると…
その時期、女は何の理由もなく怒り狂っています。
家には隙間なく地雷が埋まり、奥さまの周りもとにかく爆弾のスイッチだらけです。
ご主人が何をやろうが、何をしようが、奥さまのためを思ってしたことにも罵声しかかえってこない状態です。
…まぁ、これは最悪な私の例なんですけどね。
ご主人は、そこにいちいち付き合わないでください。
同じ土俵で言い合うなんてもっての他。
「はいはい、また虫の居所が悪いのね…。」とスルーしても、その反応にもイラつかれけちょんけちょんに言われて、ご主人からすれば「じゃあ、どうせいっちゅーねん!!!!」と思われるかもしれませんが、「大丈夫だよ。」って言っておけば大丈夫です。
だいたい「大丈夫じゃないわ!」と、また怒鳴られると思いますが…。まぁ、後々大丈夫です。
女性って、何かに追われるとイライラします。
産後は、育児、家事、時間、金銭、全てから追われるので、常にイライラしかしていません。
ご主人から「家事、今やらなくて大丈夫だよ。」と言われれば、ひとつ追われているものから逃れられてちょっと楽になります。
「俺がやっておくから」と言われれば更に楽です。
でも、ご主人だって出来ない場合だってある。
その時は「しんどかったら、無理しなくていいよ。出来るときにやれる方がやろう。」と言えばいいんです。
母親は、しんどくても最低限の掃除しちゃうけどね。赤ちゃんの為の衛生上。
でも、それも「最低限でいいよ、少しくらい散らかってても大丈夫だよ。」って言ってもらえれば、精神的に楽になれる。
ご主人は、奥さまの精神の解放出来る隙間を作ってあげてください。
産後のボロボロの体で、我が子の治療のことで心労がたまると、神経が休まる瞬間もない。
精神的ストレスで、癌になるんです。
そのくらいの負担を、産後の弱っている体にかけているんです。
だから「俺だって仕事で大変なんだ」なんて絶対に言わないであげてください。
そんなことは、解っている。
「お前は解ってない。」って返ってくるけど、今は「仕事と育児、どっちが大変か」を言い争っている時ではない。
仕事も、育児も、どちらが欠けても命を守っていけないんだから。
とにかく、ご主人は奥さまを労ってあげてー!
私みたいな、攻撃的産後鬱の奥さまをお持ちのご主人からの悩み相談、受け付けます(笑)
私自身が取説です。
産後のしんどかった体験談とかも教えてほしいな…。
私みたいじゃなく、穏やかで、家事も完璧にされている奥さまをお持ちのご主人、「うちはよかった」なんて、安心しないで。
それは、奥さまが「よくできたお方」なだけで、辛くても頑張れちゃうだけで、体の負担は相当ですからね。
出来ていることは、当たり前ではなく、相当頑張られている結果です。
産後って、そうなんです。
産後に付き添い入院されるママ、絶対に無理しないで!
ご主人にヘルプって言っていいんですよ!
病院に来られなくても、出来ることは沢山ある。
トイレに行く時間があれば、ラインだってメールだって一言打てる。
「大丈夫だよ。」の一言で、ひとりじゃないって思えることの素晴らしさ。
私は感じたことがないので、そんなご夫婦を羨ましく思います。
そうやって、長い治療も乗り越えていってもらいたいです。
体調も心も悪化させないで。
ママの不調は、そのまま子供の心に反映するのです。
だから、絶対に助けなきゃいけないんです。
それは、パパにしか出来ない役目です。
パパが助けてあげてください。
そんなご主人、最高だよねー!!!
助けてくれるパパがいない私は、実家で休養しまーす。
私のイライラが少なくなったので、まめのイヤイヤもおさまり中です。
全ては連鎖するんです。