今日もまめは元気です。
朝食が終わると、プレイルームに行きたい!行きたい!が始まる。
病室を出ると付き添い無しで入院している子達のお部屋があり、ドアの所に立って皆に手を振りご挨拶。
そしてPICUのドアが開いていると、そっと覗き手を振る。
そうだよ、皆一緒に頑張ってるんだよ。
今回の同じ階に入院している子達に、まめのような母斑の手術をした子はいないみたいで、皆まめよりも前からいて、まめが先に退院する。
あまりママ達とも色々お話出来なくて、それぞれのお子さま達がどういった手術で入院しているのか聞かなかったけど、まめの手術よりももっともっと大変で、体の何ヵ所もを何度も何度も手術しなければいけない子達が多かった。
他の子達を見て、勇気を貰ったなんてきれい事も言いたくない。
正直に言うと、その子達やママ達と出会って、私なんかが弱音を吐くなんてとんでもない事なんだと思った。
普段の生活をしていると、忘れてしまう。
数ヶ月に1度、病院に行っていても忘れていた。
私は自分に言いたい。
お前が辛がるな、と。
本当に、入院して色んな子供達やママ達に出会って、私は自分で自分のお尻を蹴飛ばしたくなる。
私達が前を向かなきゃ。
不安は、勿論いっぱいいっぱいある。
今後の治療に対しても。
でもね。
まめは、明日退院出来るんだよ。
「まめちゃん、明日退院なんだね!良かったね!」って言われると、なんて返していいのか解らない自分がいることも確かなんだけど。
なんの後ろめたさなのか、申し訳なさなのか、自分でもこの気持ちはよく解らないし、「有難う」と言っていいのか、「頑張ってね」って言っていいのか、本当に解らなくなる。
だけど、応援してるから!!
子供達、ママ達、こんな私ですがせめて応援させてください!
お一人目のお子さんがまだこれからも何度も手術があるとおっしゃっていて、現在第二子を妊娠中で付き添いされているママがいらした。
凄い。
そして、羨ましい。
よく喋る方とか、特別明るい方とかではないし、深いお話なんて全然していないけど、その方からは色んな決意と前しか見ていない姿勢を凄く感じた。
また沢山の新しい気持ちを持って、明日は家に帰ります。
手術前日の夜。
あなたのベッドはそこじゃありませんよー。
なぜ、何処ででも寝る?
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