教授回診から水分制限まで。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

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夕方、執刀医の教授の回診があった。


我等のヒーローである大好きな教授先生の後ろにズラズラズラーーーっと大勢の先生方が並んで来られる。


白い巨塔のアメイジンググレイスを心の中で歌っちゃう感じ。


明日の手術の説明を受け、今回は頬、おでこ、目の下、鼻、そして、腰とお尻にある小さな母斑も取る予定だと言われる。


「先生、耳の後ろはとれませんか?」と図々しいお願いもしてみる。


欲張る私に先生は苦笑いして、他の箇所との兼ね合いを見て、問題がなければ取りましょうと言ってくださる。


念のため「あちこち取ると、大変になりますか?」と聞いてみると、「大変になるのはあちこち手術をする外科医が大変なだけで本人は大丈夫です」と安心もさせていただき、大変にさせてすみませんとも思いながら、宜しくお願い致しますと言って先生を見送る。



入院してからのまめはというと…。


病院の食事、思ったよりは食べている。

って言ってもそんなに食べてはいないが、見向きもしないだろうと思っていたので、ちょっとだけでも食べてくれて良かった。


14時半から17時過ぎまで、がっつり昼寝したまめは起きてから元気で、プレイルームでもしっかり遊びぶ。

今回の個室はトイレまで付いているから、最近トイレに興味があるまめはトイレで遊びたくてたまらないらしい。


ちょっと目を離すとトイレにいて、しかも緊急呼び出しボタンを押してしまう。





哺乳瓶のキャップで覆い、テープで固定しなんとかした。


看護師さんを何度も何度も呼んでしまい、その度平謝りの私と完全に楽しんでいるまめ。




22時過ぎに添い乳で寝たが、そこから恐怖の水分摂取制限が始まる…。



母乳は2時まで。

とにかくとにかく、ギリギリまで飲ませる。


おっぱい飲みながら寝ているまめは本当に幸せそう。



このまま朝まで寝てくれるなんてことは…


ないよなぁ…。




そして、3時過ぎに「…パイパイ…。…パイパイ…。」と起きてしまう。



いつもなら、もぞもぞすればすぐに目の前におっぱいが出てきたのに、今日は何でないの?みたいにぐずり始める。


最近やらなくなった
ベビーサインのグーパーグーパー(パイパイ)をして、両手を差し出して「ぷりーじゅ(Please)」を何度も何度もやる。

そうすればいつもなら「OK♪」と言われておっぱいがもらえるのを解っているから。


でも、今日は出てこない。


「ママー!ママー!」と泣き叫び始める。



まめなりに知恵を絞り、ベッドに横になって自分の隣を手でポンポンして、泣き叫びながら「ねんね。ねんね。ママー!ねんね。ねんね。ママー!」と、ねんねしていつものパイパイちょうだいと言っている。



これは…。



まるで、プチ断乳だ…。





4時過ぎに、ごまかして、何ヵ月振りかの哺乳瓶を使い果汁を飲ませることに成功。



しかし、やっぱりパイパイがないと寝られないようだ。



泣き疲れて寝るのを待つしかないが、気を紛らせる為にDVDをみせる。


泣き止む。



終わるとまたパイパイがないから泣き叫び始める。




永遠にこれの繰り返し。


私のパジャマのボタンの隙間から哺乳瓶を出して、パイパイだと思わせてポカリを飲ませてみたが「Noーーーーー!」。



…騙されないか。


懇願するとはこの事か!というくらい「ママー!ママー!」と土下座状態で泣き叫び続け、結局6時過ぎまで泣いて泣いて、やっと寝た。





まめ~、タフだねぇ~。


それだけ体力あれば、手術乗り越えられるわ。


ママはある意味安心したよ。




やっぱり、次の手術までにはパイパイを終わらせなきゃならないかな…。




私は寝てないから、もや~とした体調です。











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