明日は東京に戻る。
私は飛行機が大嫌いだ。
飛行機に乗る前日は、無事に飛びますようにと祈る気持ちが強すぎて、なかなか寝られない。
まめと一緒に飛行機に乗ると優先搭乗出来るのでいつも先に搭乗するのだが、だいたい毎回最前列に座り、後から乗ってくる人たちひとりずつの顔を見ては、あぁ…この人たちと私は運命共同体なんだな…と思いながら、心の中でおひとりおひとりに強く握手をしている。
機長からの挨拶を聞いている時など「マジで頼むからな!」という想いが強すぎて、私の生き霊が操縦室まで行き機長の肩をガシッと掴んでいるに違いない。
また明日、何事も無く、私の生き霊と機長が羽田空港でハイタッチしていますように…。
そんな想いで、なんとか眠りにつけたのだが…。
嫌な夢を見て目が覚める。
原因不明の病気が日本を襲い、日本中がパニックになる夢。
夢の中で私は何故だかアンガールズ田中の看病をしている。
寝たきり状態の田中の側に付いていると「芸人仲間が次々に死んでいく…。友近も死んだ。森口博子も死んだ…。」と言う田中。
私の夢の世界では森口博子は芸人のくくりらしい。
「あなたはなぜ、見ず知らずの僕の看病をしてくれるんだ?」と私に聞く田中。
私は「今苦しんでいる人が目の前にいるのに放っておける訳がない。」と答え、普通サイズの布団では小さくて、布団からはみ出している田中の足にタオルを掛けている。
その後の田中の安否は解らないが、場面は変わり私はまめを連れて正体の解らない敵から必死に逃げている。
しかしあっさり捕まり、敵の船に乗せられ、パーティールームに連れて行かれる。
そこにはいつも支援センターで会う子供たちとママたちがいる。
そこで唐突に始まるカラオケ大会。
イントロ中に、子供がママに宛てて書いた感謝の手紙が読まれ、ママは自分の十八番を1曲歌う。
我が子からの手紙に涙しながら歌いきるとくじを引かされ、引いたくじがハズレだと子供を抱いて自ら海に飛び込まなくてはならない。
私が恐怖におののいている足元で、何も解らないまめが音楽に合わせて踊っている。
あぁ!神様!
どうかハズレのくじを引きませんように!
…だが、私はハズレくじを引いてしまう。
事態を把握できる訳もなく、私の顔を見上げキョトンとしているまめを見て、なんとかこの子の命だけでも助けなければ!と思って追い詰められているところで目が覚めた。
これは何の暗示だ?!
慌ててネットで夢占いを見てみると、誰かが亡くなる夢は吉夢と出ている。
亡くなった人の運気が好転するらしい。
子供が亡くなる夢は、子供に対する心配事が解消されると…。
私もまめも、田中も、亡くなってはいないが…。
大丈夫かな…。
友近と森口博子がブレイクする予知夢?
昨日のサザエさんのジャンケン負けたし、こんな夢みるし、嫌だなぁ…。
今日は、機長に送る念がいつもに増してパワーアップするに違いない。
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