空港にて。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

大人が全力疾走している姿ってなかなか見ない。


井手らっきょか、武井壮くらい?(新旧織りまぜてみました。)


私はけっこう自分のおっちょこちょいが原因で走りまわることが多い大人だ。

そのおっちょこちょいとは、だいたいが忘れ物なんだけど。



今回も羽田空港で産後初マラソンをしてしまった。


空港でツリーの写真を撮った後食事をしようと3階へ。

食事の前にまめのオムツ交換のためトイレへ。

私の大好きな木屋でうどんを食べ、早めに手荷物検査も終わらせて中へ入り、遠い遠い搭乗口へ歩き始めた時、

「ママ、スマホあるよね?確認した?」

と言い出すバァバ。



鞄の中にあるだろうと思い、見たが無い。

無い。

無い。

何処にも無い。


「チッ(舌打ち)、なーにー…。」

…と、いつものバァバの小言が炸裂し始める。



荷物を全部ひっくり返し、中身をぶちまけても無いので、記憶を手繰り寄せ手繰り寄せ手繰り寄せ…

最後に確実に手にしていたのはツリーを撮った時。

その後トイレへ。

木屋ではガラケーの方しか操作した記憶はない。



「…トイレだ!行ってくる!!」


まめとバァバをその場に残し、チケットとガラケーだけ持ってダーーーーッシュ!!

「本当にもぉー…。ブツブツ…」

バァバの永遠に続く小言が早く聞こえなくなるようにスタートから猛ダッシュ。


オムツ交換台のあるトイレへ入り、ついでに私も…と思ったのだが、赤ちゃんを抱っこしてオムツ入れだけを持ったママさんが入ってこられたので「早く出なきゃ。」と思って私はやめたんだ。

その時に、トイレの横の台にスマホ置いた!

確実!思い出した!


トイレへ直行!


現場を見る。


無いーーー!



念のため、木屋にも聞く。


やっぱり無いーーー!


落とし物が届く総合案内所までまたダッシュ!



「今日の落とし物のお届けで、携帯電話のお届けは一件ございます。1時間前に、3階のトイレでの落とし物ですね。」


あったー!やったー!

「機種、色等、特徴を教えてください。」

「えーと、docomoのXPERIAの白で、ケースの色はクリアです。」

「…。お届けされている携帯はdocomoの物ですが、機種は仰られているものとは違い、ケースの色もゴールドですね…。」


えぇー?!

私のじゃないのー?!

しかも、もう1階下で預かっているという。


どうしよう…。

拾われた場所と時間は同じだし、見せてもらおうかな…。


と、実物を見に行くと明らかに私のスマホちゃんが。


「そう、これ! これ、私の!! 誰が言ったか知らないけど、ほらXPERIAって書いてあるじゃん!しかもケースの色クリアだし…」

と、言ったものの…かつてクリアラメだったスマホケースは、私の手垢とまめにいつもガジガジされていることによって確かにゴールドラメにしか見えない。



「…元々はクリアだったんです…。」




これで返してもらえなければアルバムに保存してある写真を見せるか…と思ったが、意外とあっさり受け取ることが出来た。

良かった!良かった!

お帰り、私とまめの思い出詰まったスマホちゃん。



バァバとまめの元へ戻り、バァバの「だからいつも言ってるでしょ…ブツブツ…」永遠に続く小言を、私は馬の耳になり聞き流し、ひたすら遠い搭乗口へ向かった。



今回は早く空港に来たので、ゆっくり食事をして、スマホを落として探し出してもまだ時間に余裕がある。


途中のプレイスペースでまめを遊ばせよう。




まめは、そこにいるお兄ちゃんお姉ちゃん、皆に近寄って好き好きしまくるので少年は照れる(笑)

「ごめんね、恥ずかしいよね、でもお兄ちゃんのこと大好きみたい。一緒に遊んでもいい?」と聞くと、超照れながらもはにかんで「うん。」って言ってくれる、可愛い坊や。

キミ、将来モテるよ(笑)


ここで、おさるのハーネスを背負った女の子と出逢う。

「顔、黒ーい!」

と言われるが、まぁもう私も気にしないので、
「あっ!みてみて!私(まめ)、プードル背負ってるよ!同じだね!一緒に遊ぼ♪」
と言うと、笑顔で私とまめの周りをぐるぐる走って回りだす。

そして、ちゃんとお姉ちゃんになってまめと一緒に遊んでくれた。


ふぅー。やれやれ…。


と、ひと息つけたかと思ったが、まめと女の子が遊んでいる大きなソフトブロックのソフトミラーが破けてサランラップを切る刃のところの様にギザギザになっているのを発見!



皆、危なーーーーい!




近くの空港スタッフを呼んで、来てもらったが、土足禁止のプレイスペースに入ろうとせずなぜだかモジモジしている。


「あの…。破れてるんですけど…。」

と言われるので、

「そう。あのミラーになってるとこが破れてて危ないの。」と言うと、


「いえ…。あの…。ストッキングが…。」


と、言いながらパンプスを脱がれた足の親指のところにでっかい穴が(笑)


「大丈夫です!見なかったことにします(笑)!!」


と言い、危険なソフトブロックを撤去してもらった。


パリッっと仕事してたいい女系スタッフさん、そのギャップ、素敵です(笑)


色々アクシデントがありながらも、無事に搭乗した私達。


あとは鳥取に着くまでのんびり…なんて訳にいかないよね。

離陸直前にまめ、まさかのプー。

こんな時に限ってなかなかベルトマークが消えない。


我が子のだから我慢出来るけど、なかなかの深い香り(笑)

プレイスペースで遊んで調子が出て来ちゃったまめは、プーが出てお腹も軽く更にご機嫌でStand-upとsit-downのスクワットを繰り返す。

あぁ…プーが潰れてこびりつくからやめてぇぇぇーーーー!




もう、毎回移動日はこんなです(笑)




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