今日は母斑の収縮手術をして3ヶ月の外来だった。
もう夏も終わるので、まめに夏服の着納めだと思い、黄色のキャミロンパースを着させて、私も「まめとオソロ~♪」と黄色のトップスを着て行った。
まめパパと病院で待ち合わせだったのだが、登場したパパもまさかの黄色ー!
ボトムスもお互い白で、まめのロンパースは黄色に白のドットなので、周りからは笑っちゃうくらいイタい仲良しファミリーに見えるはず(笑)
全然気にしないが。
「カレー大好き黄レンジャー家族」みたいな出で立ちの私達(笑)、大学病院は今日も待ち時間が長い。
私のお腹が空きすぎて「お腹減ったー」「あーラーメン食べたい」「あーカレー食べたい」「あーうなぎ食べたい」と口を開く度食べ物の事しか言わなくなり、まめの為に持ってきた赤ちゃんおやつを食べ始めた私を見たパパが、これ以上お腹を空かせると私が凶暴化する事を恐れて(かどうかは解らないが)、待ち時間がまだあることを確認して病院内のスタバでサンドイッチとパウンドケーキを与えてくれた。
(「米ー!米ー!」という叫びは応えてもらえず。)
そんな話はさておき、今回は術後の皮膚の感じがどうかを診てもらう。
先生からは、皮膚の戻りは順調に緩んでいると言ってもらえた。
私的には、本当にアザだけが小さくなってもう万々歳としか言えないのだが、私達凡人には解らない微妙な違いがあるのだろう。
緩んでいると言われても手術直後から極端に引きつれていると思っていないのだけれど。
この数ヶ月の間にまめの足の裏に薄い茶色の小さなアザが出てきて、私は心配でしょうがなかった。
(悪性のメラノーマは足の裏に出ると危険。)
だから先生に「MRIを撮って欲しい」と言うと、「痙攣とかの症状があるわけではないから、脳にアザがある可能性は低いと思って大丈夫だ」と言われたのだが、
「可能性は低い」とか「大丈夫だと思う」という数%でも可能性が残っているかもしれない曖昧な感じのままだと、何かあった時にそれが小さなことでも大きな心配をしてしまう私の性格上、「MRIを撮った結果、脳にはアザもなく、異常はありませんでした」という安心がしたいという気持ちを伝えると、
「お気持ちはよーく解りますよ。ただ赤ちゃんは大人しくMRIを撮らせてくれないので…」
「全身麻酔ですよね?」
「いえいえ、眠らせるお薬を飲ませて寝ている間に撮ります。」
「撮ります!」
私は、赤ちゃんがMRIを撮る場合は必ず全身麻酔だと思っていた為、全身麻酔をかけるリスクを1回分増やしてまで、必要ないのではと言われるMRIを撮るべきかどうか悩んでいた。
お薬で短時間寝ているだけ。
だったら撮る!
次回の外来の予定日1週間前にMRIを撮ることになった。
そして1週間後の外来でその結果報告と、また皮膚の戻りを診てもらって、2回目の縫合手術の予定が決まる。
次の手術で、もっともっと母斑が小さくなるんだ。
先生と出逢えて良かった。
先生を信じて良かった。
初めてこの大学病院を訪れた時とは全く違う精神状態の私がいる。
この先生のお陰。
今回のMRIのことだって、先生の立場上調べてもいないのに100%大丈夫だとは言い切ってはいけないだろうが、大丈夫だと思うから必要ないとまでおっしゃっているのに、私が納得出来ないからと言うと快く「解りました!じゃあ撮りましょう!」と言ってくださった。
待合で待っていると、明らかにまめよりも大変な手術の為の診察だろうという赤ちゃんもいる。
先生程、沢山の難病の赤ちゃんの手術をしてこられた方からすると、まめの母斑は形成手術をすればキレイになる、重いか軽いかで言ってしまえば「軽い」症状のはず。
でも、それでも嫌な顔ひとつせず私の気持ちを優先してくださる。
そういうお心遣いに救われて、今の私がいる。
まめは、疲れたのか18時~22時まで爆睡。
そこから起きて、食事とお風呂。
後、超ネムネムであくび連発のママとバァバを横目に遊び倒す。
寝ようよー。
我が家のリビングから見えるスカイツリーはオリンピック招致記念ライトアップ。
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