毎年、なんとなく見てしまう番組。
今年は、去年の今頃のことを思い出しながら、私の腕の中にいるこの尊い命の存在に改めて感謝しながら見ていた。
と言っても、ほとんど見られてないけど(笑)
去年の今頃は、予定日までのカウントダウンで、毎日ドキドキしていた。
子宮口が全然開かず、毎日歩いてマタニティーヨガとピラティスに通い、子宮口が開く&安産鍼灸に通い、ヨモギ蒸しをし、家でもお尻や太ももの筋肉が柔らかくなるようにお灸したり、麺棒でマッサージしたり…。
お腹の大きさもMAXだったなー。
毎日、お腹のまめとお話しながら(笑)
毎年、なんとなーく見ていた24時間テレビ。
今までとは全く違う見方をするようになるなんて、去年の私には想像もつかなかったな。
まめがお昼寝の間リビングに座る時間があってテレビをつけると、ちょうどお手紙を読んでいる場面だったりして昨日もちょくちょく見ていた。
何がどうなってどんなチャレンジをしたのか解らなくてもなぜだか号泣してしまう。
まめパパは、この番組があまり好きじゃない。
去年も見ながらブツブツ言ってたわ(笑)
私は、業界のどういう事情があろうがそんなことはどーでもよくて、実際にガチでチャレンジしている人を凄いと思う。
だって、少なくともこの人は自分が決心したチャレンジを達成して、昨日よりも大きく成長した自分と出会えているのだから。
チャレンジしている人、応援して見守っている家族、それを見て勇気をもらっている私。
私が見られたチャレンジは、ダウン症の女の子達のAKBメドレーと、ろうの人達のタップダンス。
素晴らしかったー!!!
私もステージに立つのが仕事だったから解る。
あの楽しさ。
それまでは、とっても大変だけれど、あの瞬間だけは本当に本当に幸せだよね!
ステージでライトを浴びて歌ってる、踊ってる、一人一人の生き生きとした表情を見たら、もう涙が止まらなかった。
もー、ちょー感動ー!!!
まめも、AKBを踊るお姉ちゃんたちを見て腕をフリフリ、お尻フリフリ(笑)
あんたもママの子だね~。
大槌町の、あの震災の日に歌えなかった合唱を泣きながら歌っていた高校生達の一人一人の涙を見ながら思ったこと。
私は、まめを産んでから、自分の現実が苦し過ぎて、他の現実の苦しい出来事を受け入れられなかった。
完全にキャパオーバーだった。
リアルな震災の体験談、家族を亡くされた話や、その後の色々な現実。
もし、テレビで知ってしまったら、苦しくなって息が出来なくなるくらい。
「ごめんなさい、今の私には無理です」って、いつも思ってしまっていた。
だけれど、今、私の膝の上にいるまめはとっても元気で毎日生きている。
解ってはいないだろうけど、大槌町のお兄さんやお姉さんの合唱をじーっと聞いている。
こんな当たり前のことが、世界中の皆が望む本当の幸せだということ。
私は、自分が産んだ「命」という計り知れない物凄いものが物凄過ぎて、初めてリアルに「命」というものが与える怖さを知った。
「愛」の怖さでもあるのかな。
私の愛してやまないこの命は、当たり前になんて生きていなくて、凄い奇跡でここに生かされているということ。
でも、本当はとってもとっても儚い存在だということ。
全ての命がそうだということ。
私の知らないところで沢山の涙が流され、だけど皆が何とか笑顔を取り戻して前を向いて生きているということ。
どんな人生でもいい。
そんなことは、他人がとやかく言うことではない。
とにかく生きよう。
明日は、今日より1秒でも長く笑っていられることを目標に。
毎日を生きよう。
今日も、まめを中心に皆が笑顔でいられることに心から感謝。
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