生後7ヶ月を過ぎた頃からだっただろうか…。
夜中の授乳の時の、まめのおっぱいタックルに魂(ソウル)が入ってきたのは…。
それまでは、夜中にふげふげぐずりが始まった時に、私がまめの口もとにおっぱいを持っていき、まめが半分寝ながらチューチューおっぱいを飲むスタイルだった。
だが、寝相がやたら激しくなり、寝ぼけながらゴロンゴロン寝返りをうちだした頃から、夜中にふげふげ言いながら私に近付いて来るようになった。
私も半分寝ぼけていながらも、「来てくれるようになったのは楽だわ~」と思っていた。
そのうち、ふげふげハイハイで突進してくるようになる。
荒ぶる息づかいとともに、音にすると「ドカドカ」くらいの力強いハイハイでの突進は、こっちだって夜中の不意討ち、めっちゃ焦る。
その時のまめの頭の中には
「おっぱい!!おっぱい!!」しかないんだろう。そりゃ、そうだろう。
ドカドカの一歩が、たまに私の顔面に押し付けられたり、けっこう張ってるおっぱいにヒットすると、我が子ながら「おい、コラ(怒)」と思ってしまうが…。
ふげふげが聞こえてきたら「あーはいはい、おっぱいね。」と、片乳を放り出しておけば磁石のごとく間違いなくまめがくっついてくる。
寝ている時は、勿論私の近辺にいるので、ドカドカもほんの数歩。
とはいえ、目を閉じたまま唸り私のおっぱいまでよじ登ろうとする姿は、なかなかの貞子。
眠さと眠さの戦い授乳。
貞子みたいに髪は長くないが、たっぷりの寝汗でぐっちゃぐちゃになった髪で、眠さと授乳欲とで白眼をむきおっぱいにタックルしてくるシルエットは、薄暗い寝室で見ると、ちっちゃい和田勉(笑)
ちっちゃい和田勉が、貞子のように私のおっぱいによじ登ってくる。
こうなると、ホラーじゃなくコメディー(笑)
必死過ぎて、眠すぎて、関節という関節全部無理きかせすぎ!みたいな体制になってるし(笑)
そして、私の愛しの勉ちゃんは、おっぱいが口から離れても
「チュ、チュ、チュ、」
と、エアー授乳でまた眠りにつくのでした…。
あー、可愛い。
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