まめが産まれてから、日に日にフサフサになってくる母斑の毛。
あざじゃない部分の髪の毛よりも、頭皮にあるあざの部分の毛の方が明らかに伸びるのも早い。
まめは、顔の右側にあざがあるから、左の眉毛より右の眉毛はフサフサ。
別名『獣皮様母斑』と言われるだけあって、あざの黒い部分だけ動物の皮のように毛が生えている。
毛がはえるんだから、何かを守っているんだろうか…。
来週の病院で、なんでこんなに毛がはえるのか聞いてみよ。
まめの母斑を冷静に見られるようになって、色々と人間の体の不思議を考えるようになった私。
まめが産まれてから何度か思ったことなのだが、もしこの母斑が顔全面に出ていたら顔全部がフサフサの毛で覆われているはず。
この表記が適切かどうかは解らないが、狼男のように。
そのくらい、あざの部分はフサフサの毛で覆われている。
ふと、思い出した。
もう何年も前にテレビに出ていた少女のこと。
『狼少女』とテロップが出ていて、顔全体にフサフサの毛が生えていた外国の少女。
(仰○ニュースだったかなー。アン○リバボーだったかなー。それ系の番組だった気がする。)
じっくり見てないから、なぜだったのか解らないけど、今思えば獣皮様母斑だったのかな。
その少女のことを思い出して、私が子供の頃に聞いた狼男のお話を思い出したら、狼男は怪物扱いされているが人間だったんだと実感し、ポロポロ泣いた。
すみません、私のつたない文章では本当に適切な表現ではないかもしれません。
でも、私が感じたことなので、書かせていただきます。
この症状は、現代に限ったものではなく、昔からあるものだし、今のようにレーザーで消したり皮膚移植手術で取り除いたり出来なかった時代もあったのだ。
その時代にこの母斑を持って産まれて生きた方のことを思うと、どんな思いで生きていかれたのだろうと思って胸が苦しくなるというのが私の正直な気持ち。
まめに、現代に産まれて来て良かったね、必ず綺麗にしてみせるからね、と、強く思うのは勿論、どんなことであれ、人と違うことは「異常」ではないということを必ず教えたい。
毎日思う。
『普通』ってなに?
『普通じゃない』って、どういうこと?
『命』だよ。
皆の共通点は。
だから、私はまめのあざを自分の感情だけで隠そうとした時期があったことを恥じます。
ごめん!!まめ。
あ、タイトルにある、何がぐっじょぶだったかというと、
これ。
まめの母斑の毛を処理してもいいと言われたので、その為に買ったんだけど、えらく安かったので疑いつつ使ってみると、良い!
ぐっじょぶ!!
このあざと毛をずっと辛く思ってきたのに、いざ生えていた毛を処理してしまうのがなんだか寂しかった。
毛にまで感情移入してしまう、私って(笑)
眉間から右眉のフサッフサを処理して整えると、まめの顔の獣感がやわらいだ。
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