あの固いシートは…
本日のお題:電車の座席、固めがいい? 柔らかめがいい?
座るときの状況や座る時間の長さにもよるけれど、電車の座席に限らず基本的に私は椅子やソファーのクッションは柔らかめの方が好みです。なので、電車の座席も柔らかさと適度な弾力を兼ね備えた者の方が個人的に座っていて快適に感じます。
具体的には103系や113系など多くの国鉄型車両のシート(国鉄時代仕様のもの)や、それらと同じ時期に製造された私鉄電車の多くに設けられていた座席が私にとっての理想の座席に近いですね。
私が電車の座席の座り心地に関心を持つようになったきっかけは、1986年に登場した国鉄211系電車に初めて乗った時でした。
地域限定的な車両だった117系や119系を除けば久しぶりの直流近郊型電車の新形式だというので、登場して少し経った頃に初めて乗りに行きました。
乗車したのはロングシート仕様の車両で、さっそく座席に座るとそれまで乗ったどの電車とも違う座席の座り心地に違和感を覚えました。
この211系のロングシートはおそらく一人分の着席区分が分かりやすいバケットタイプの座席が採用された先駆けに近い形式だったと思いますし、もしかすると座席自体の構造も従来のものとは若干異なるものだったのかもしれませんが、とにかくそれまで座り慣れてきた電車の座席よりもクッション性がなく、尻が下の方に沈んだように感じる(あくまでも私個人の感覚です)独特の座り心地は私にはどうも受け入れがたく、そのこととロングシート車が大勢を占めることが、今に至るまで私が国鉄型電車の中でも211系があまり好きではない理由の一つになってしまっています。
それから6年ほど経った1992年になり、その後のJR東日本の通勤・近郊型車両に大きな影響を与えることになる209系の試作車が901系の名で京浜東北線に登場しました。
とある鉄道雑誌にこの形式を使用する列車の運用表が掲載されていたので、さっそく乗ってみることにしました。
これまでの電車とは異なるシンプルというかあまりにもすっきりしすぎた車内風景は実際に乗ってみるとやはりカルチャーショックを受けましたが、それ以上にびっくりしたのが座席の座り心地。
それは、ほとんどクッション性を感じない固い(もちろん座席モケットの下には薄いながらもクッション材は貼られていたようですが)座席からくるもので、短時間ならともかくこの座席に毎日1時間ほど座って通勤するとなると正直辛いかなと感じるものでした。
残念ながらその後この固い座席は同じJR東日本の209系量産車やE217系、E231系などだけでなく西武20000系などの私鉄電車にも採用例が広がっていきました。さすがに座り心地に対する苦情が出たのかE233系あたりからは209系などよりも座り心地が改善されたようには感じますが、それでもかつての103系などのような座り心地の座席に慣れた私にとってはいまだに固めな電車の座席では今一つゆったり感を感じられないところがあります。
以前、椅子やソファなどのくしょんは柔らかめよりも固めの方が長時間座っていても疲れにくいという話を聞いたことがあり、もしかすると現在の電車の座席の主流が固めの座り心地のものになっているのも、メンテナンス性などとともにこの考え方がベースになっているのかもしれません。
それでもやっぱり、私は座るなら固めな座席よりも適度な柔軟性と弾力のある座席の方が座っていて快適と感じるんですけどね…
まあこのあたりは人それぞれに感覚が違うから、100%の乗客が満足のいく電車の座席の仕様を決めるのも大変だとは思いますけど…
せっかくやるんだったら
本日のお題:もしお店をつくるなら、どんな店にする?
そもそも私には、商売の才能もなければ店を経営する能力もおそらくないでしょう。それに接客も得意ではない(バイトでも接客業の経験はなし)ので、自分で店を経営するなどということはおそらく一生ないのかなと思います。
それでもあえてお店をやるなら、どんな店がいいか…
せっかくやるなら、先ほど書いたこととは矛盾しますが、お客さんとの距離が近くて自然に人が集まってくるようなお店をやりたいですね。
ここ11~2年ほど、日テレの「おもうまい店」という番組にハマっていて、毎週毎週登場する「え!?こんなメガ盛りや豪華な食材を使ったメニューなのにこんなに安いの?」と思ったり思い切りキャラの建ったご主人や店員さん、お客さんのいる店のことを見るたびに、どうせ店をやるなら自分もこんな店にしたいという気持ちになってきます。もっとも、自分には飲食系の店の経営はおそらく困難なので、他の業態の店でってことになりますが。
またもう一つそのように考える背景として、中学生の頃に短い期間ながら通ったことのある模型屋さんのご主人の影響もあるかもしれません。
そのお店はいかにも「模型屋さん」という感じの小さなお店で、その当時60~70歳ぐらいのご主人が一人で切り盛りしていました。
私がお店に行くといつも、狭いスペースにプラモデルや鉄道模型、塗料などのプラモや模型の関連商品であふれた店内でご主人は常連?のお客さんと盛んに模型やプラモデル談義をしたり、子供にぷ裏モデルの作り方のアドバイスをしたりしていました。もちろん私にも優しく接していただき、鉄道模型のキットの政策のコツなどいろいろな話をした思い出があります。
その模型屋さんには2年弱ほど通った後、高校受験が近づいたりして自然に足が遠のいてしまい、気がつけばあれからもう40年近くになります。
今となっては模型屋さんのご主人もご存命ではないかもしれないし、お店自体も閉店してしまっている可能性が高そうですが、それでも「模型好きな人が好き」といつも言っていたご主人のことは忘れることができず、もし何かのきっかけでお店をやるようなことがあれば、そんな店主になりたいものです。
う~ん、難しい…う~ん、難しい…う~ん、難しい…
本日のお題:小学生、中学生、高校生、いつの時代が一番楽しかった?
う~ん、いつが一番楽しかったのか、ずばり答えるのは難しいです。
それぞれの時代ごとに「楽しかった」と感じる基準も違ってきますからね。
そして、私が学生時代で一番楽しかったのは、実は大学生時代だったりもするので(笑)
まあそれはそれとして、小・中・高の3つの時代の中で、残念ながら中学生時代には楽しい思い出というのがあまりないんですよね…
特に中1の頃は、私のいた中学校の校内の雰囲気が、いろんな意味で普通じゃなかったもので…
それが具体的にどんな感じだったかについては、書くと長くなりそうなので割愛しますが、とにかく何だか思い描いていた中学生生活とは違う毎日に生きずラサを感じていた気がします。
2年生になったあたりからはそういう状況も少しずつ改善されてはきたけれど、結局卒業まで中学生時代を思い切り謳歌できたという実感はあまりもてませんでした。
それと比べれば、小学生時代や高校生時代は、まあまあそれなりに楽しかったような気がします。
もちろんその中で楽しかった思い出もあれば、辛かったり苦い思い出もありますが、今記憶に残っているのは楽しい思い出の方が多い気がします。
小学生時代は今から思うとよくも悪くものんびりと構えていられたし、高校生時代には以前よりも行動範囲が広がったりできることが増えたりして学校以外での楽しみが増えたのも理由かもしれません。
いつの時代が一番、というのは決めにくいけれど、敢えて選ぶなら小学5・6年生の時が一番楽しい思い出が多いですね。
これも、このブログでも何度か記事にしたことのあるこの学年の時の担任だったI先生のおかげだと思っています。