真夏の鉄道イベントにて | あさかぜ1号 博多行

真夏の鉄道イベントにて

本日のお題:熱中症にかかったことある?

いやあ、今日も暑かったですね。
幸い私は一日ずっとクーラーの効いた部屋にいたので、この暑さにやられるということはなかったけれど、もし何かの予定があって外出していたらこの酷暑にうんざりしていたでしょうね。
さて、こんなくそ暑い日日がこれから2か月以上も続くとなると、やはり熱中症対策はしておかないと命に係わるわけで…
私は過去、はっきりと熱中症、あるいはそれ以前の呼び方である日射病とか熱射病と診断を受けた経験はありません。
でも、今思うとあれは熱中症だったのではないかと思う体験はあります。

あれは確か2010年の8月終わりのこと。
その日は品川区にあるJRの東京総合車両センター(車両工場)で当時毎年恒例だった一般公開が行われていて、私も昼頃から出かけていました。
当日はほとんど雲のない晴天で、正確な温度は忘れましたがおそらく30℃は優に超えていたと思われる猛暑の一日でした。
広大な車両センターの構内では屋外での車両の展示や、車両の定期検査や改造などが行われる建屋内の公開、鉄道グッズ等の販売などいろいろなイベントが行われていました。
構内を一回りして展示車両の撮影などを楽しんだ後、建屋と建屋の間の広い空間にいくつも並んだ物販テントのところへと向かいました。
いくつも魅力的な鉄道関連グッズの並ぶ物販テントを、あれも欲しい、これも欲しいとかなり迷いながら行ったり来たりしているうちに、何だか少々疲れを感じるというか、ちょっと体調に違和感を感じるようになってきました。
それでもひとまずあれこれ買い物もしたのでそろそろ帰ろうと歩いていると少しふらつきを覚えるようになりました。
そこで一休みしてから退場しようと、職員食堂を開放して設けられていた休憩所に入り、そこで売られていたペットボトルの飲み物をがぶ飲みしてその場はどうにか復活しました。
その後帰り道でカレーを食べて元気をチャージし、無事に帰宅しましたが、やはり猛暑の中あちこち歩きまわったせいで体のどこかに変調をきたしたようで、翌日からは体調を崩して数日寝込むことになってしまいました。
東京総合車両センターで体調の異変を感じた時には医務室などへは行っていないので、先ほども書いた通り正確に熱中症などといった診断を受けたわけではありません。
実は当日このイベントを見に行く前に、別の場所で少々心の折れるような経験をして精神的に少々ダメージを受けていて、体調を崩したのも猛暑の他にそのストレスも何らかの形で影響したと思われます。
ただ、確実に30℃を超える暑さの中、日射しを遮るものや日陰になる木々もほとんどなく、アスファルトの照り返しもきつい工場内をあちこち歩きまわったことにより、それらが複合的に作用して当日や翌日の体調不良へとつながったのは確かでしょう。

以来、私は真夏の日中に外出するときはカバンの中にペットボトルの飲み物を用意したり、最近では塩分補給用の塩飴を入れておいたりするようになりました。
また、日傘は持っていないものの夏の外出時には帽子が欠かせなくなっています。
もっとも、最近のような酷暑では、その程度の対策ではもはや追い付かなくなっているのかもしれませんけど…