父親の仕事のおかげで | あさかぜ1号 博多行

父親の仕事のおかげで

海外土産でうれしかったものは?

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あなたもスタンプをGETしよう先日の記事にも書きましたが、私の父はとある旅行会社の海外旅行部門で長く仕事をしていました。
私が高校生になる頃ぐらいまで、父はツアー旅行の添乗員としてや営業所への訪問などのために年に数回海外へ出張していました。
そして海外へ行くと、いつもいろいろなお土産を家族に買ってきてくれていました。
マカデミアナッツ入りのチョコレートやビーフジャーキー、いろいろな味のクッキーの詰め合わせといった食べ物系や、スイスの登山鉄道のポストカードや何かのキャラクターが描かれたペン立てなどいろいろなものを買ってきてくれたのを覚えています。
その中でも印象に残っているのが、イタリアへ出張に出かけた時に買ってきてくれた「LIMA」という鉄道模型メーカー製の2両の客車のNゲージモデル。
何しろ箱に書いてある文字がイタリア語だけなのでこの客車がどんな車両なのかはほとんどわからなかったけれど、父親によればオリエント急行に連結されていた客車らしいとのこと。確かに塗装は写真やテレビの映像で見たオリエント急行の車両っぽいものでした。
残念ながら機関車まで買う余裕はなかったようですが、それでも私は当時持っていたKATOのEF65やEF58、TOMIXのDF50にこの2両を牽引させてよく遊んだのを今でも覚えています。
今思えば、まだ小中学生の時にお土産を通して海外のいろいろな食べ物や雑貨に触れるチャンスがあったのは、ひとえに父親の仕事のおかげだったと思います。
どちらかといえばいわゆる「家族サービス」を積極的にするほうではなかった父親ですが、仕事先から家族にいつもお土産を買ってきてくれるということが、父親なりの「家族サービス」だったんでしょうね。