ついに「新京成」の名が消える | あさかぜ1号 博多行

ついに「新京成」の名が消える

京成電鉄が子会社の新京成電鉄を2025年4月1日に吸収合併するという衝撃的なニュースが流れてからはや8か月。
合併によって何が変わり何が変わらないのかが注目される中、昨日(6月25日)、新京成線の合併後の路線名が「京成松戸線」になるとの発表がありました。
合併のニュースが流れた折、合併後の路線名についてはいろいろな憶測が流れたようですが、結局は大方の予想通りの路線名で落ち着いたというところでしょうか。
まあ、京成の各支線の路線名は、成田スカイアクセス線を別にすればいずれも本線との分岐駅または接続駅からの終端駅(または他路線との接続駅)の駅名にちなんだものになっていることからすると、京成本線の京成津田沼駅から分岐して松戸駅が終点となる現神経性戦の新路線名が「松戸線」になるのは至極順当な成り行きだったのかもしれません。
合併に伴う運賃・料金・ダイヤの変更はないもようですが、新京成から京成に移籍する社員の制服や作業着は当然ながら合併後は京成のものに変わり、車両のデザインも順次京成仕様のものに変わっていくとのことで、「ジェントルピンク」という他の鉄道にはあまり例のない色のコーポレートカラーを基調にした車両デザインも遠からず見納めになります。
以前も書きましたが、新京成電鉄は過去何度か乗車経験はあるものの普段はあまりなじみのない路線です。
ただ、1946年以来79年の歴史を持つ「新京成線」の路線名が消えるというのはやはり寂しいものがあります。
路線自体が廃止されるわけではないので「お別れ乗車」とはならないけれど、来年春までに時間を見つけてまだ「新京成電鉄新京成線」であるうちにまた新京成線に乗りに行きたいと思います。