あれも欲しい!これも欲しい! | あさかぜ1号 博多行

あれも欲しい!これも欲しい!

子供の頃欲しかったものといえば、やっぱりおもちゃでしょう。
幼稚園児ぐらいの時期には、電車をはじめとする乗り物のおもちゃはもちろん、積み木やブロック、果ては女の子向けの人形やおままごとセットまで、とにかく目にしたおもちゃのほとんどが欲しくてたまらなかった記憶があります。
毎朝見ていた子供番組「ママとあそぼう!ピンポンパン」で、スタジオのセットの中央(テレビの画面でも中央)に「おもちゃの木」というのがあり、毎回番組のエンディングになると出演していた子供たちがその木の根元近くにいくつかおかれたおもちゃを嬉しそうに持って帰るのを見て、ものすごくうらやましかったのを今でも覚えています。
その他にも、当時(1970年代後半)は子供番組やアニメなどで流れるおもちゃメーカーのCMが今よりもずっとたくさん流れていて、そこで宣伝されている新しいおもちゃがどれも欲しくてたまらず、「これ欲しい!」「これ買って!」とたびたびリクエストし、親をたびたび困らせていたらしいです。
また、親とデパートや大きなショッピングセンターに行った時には、親が別の売り場で買い物をしている間私はおもちゃ売り場で待っているように言われることが多かったのですが、おもちゃ好きの私にとってそこは楽園のような場所で、いつまでいても飽きない場所であると同時に子供ながらに物欲を激しく刺激される時間でもありました。
そして、親が買い物から戻ってくるとやはりここでも「これ欲しい!「」あれも買って!」とうるさくて仕方がなかったとか。
その他にも学習雑誌のプレゼントコーナーで賞品としてラインナップされているおもちゃも写真を見ているだけでいつも欲しくなり、毎号のようにプレゼント応募用のアンケートはがきを出したものです。(確か一度も当たったことはなかったような…)
とにかく、子供の頃は今よりもずっと物欲を刺激されまくっていた日々だったのを思い出します。
そして、いろいろなおもちゃでたくさん遊びたいと幼き日にいつも思っていたことが、後年おもちゃ図書館のボランティアをすることになったり、今でも新しいおもちゃの話題に結構興味があったりすることにどこかでつながっているのかもしれません。

子供の頃すごく欲しかったもの

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する