部活が辛ければやめたっていい | あさかぜ1号 博多行

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やめてよかったと思うことは?

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あなたもスタンプをGETしよう今でもやめてよかったと思うことといえば、高校の部活です。
私は中学時代から高校2年の途中まで、剣道部に入っていました。
中学に入って部活を決めるにあたって、私は当初、演劇部に入ってみようかと考えていました。
特に得意だったり好きだったりするスポーツがあるわけではないので運動部には関心がなく、小学6年生の時にクラブ活動で入っていた演劇部が結構楽しかったので中学でも入ってみたいと思っていました。
そのことを親に話すと、「○○(私の名前)には文化系の部活よりも運動部の方がいいんっじゃないの?」と言われ、小学生時代に家の近くの道場で剣道を習っていたことから剣道部への入部を勧められました。
私としては、剣道は特に希望して始めた習い事ではなく、正直言って中学入学を機にやめたいとも思っていました。
しかし、親も男子は運動部に入るべしというような意識があったようで、道場はやめる代わりに部活で剣道を続けることを強力に勧めてきました。
そして結局はそれに流されるような感じで剣道部に入部することになりました。
いざ部活が始まってみると、やはりというか練習はきつく、ほぼ毎日の放課後の練習に加えて土曜の午後や休日も練習やら試合やらでつぶれることが多く、苦手な先輩も複数いて何度も部活をやめたいと考えました。
ただそれを打ち明けた時の親の反応を恐れてやめたい気持ちを口にすることができないままずるずると時間が経ち、結局中学卒業まで剣道部に所属し続けました。
高校に入る時にはもうさすがに剣道部、というか運動部には入らないと決めていましたが、そのことを親に告げるとまたしても親はいい顔をせず、仕方なくという感じでまた剣道部に入部することになりました。
高校に入って環境が変わっても剣道部の練習のきつさはほとんど変わりませんでした。
先ほども書いたように私自身は最初から剣道を積極的にやりたいと思っていたわけではなく、またコンスタントに試合に出られるほど腕が上達しているということもなかったので、とにかく部活を続けるモチベーションはかなり低かったです。
そんな日々が続いていた2年生の1学期だったと思います。
別のクラスの友達と話している時に何かのきっかけで部活の話になり、私は彼に部活をやめようかどうか悩んでいることを打ち明けました。
すると彼は、「じゃあ、うちの部に来なよ」と言ってくれました。
彼は当時科学部の副部長をしており、科学部のことは彼から時々聞いていて雰囲気もよさそうだったので、私は剣道部をやめて科学部に移ることを決めました。親の反応が気になったので今回は事後報告という形で親に報告しましたが、特に反対されなかったのは幸いでした。
新たに入部した科学部は単に運動部と文化部の違いだけでなく部の雰囲気がまるで違いました。
週に1~2回ほど理科室に集まって部会を開きますが、科学実験をやることはかなり稀でほとんどの時間はたわいもないおしゃべりでゆる~く盛り上がり、1時間~1時間半ほどで何となく流れ解散になることが多かったです。もちろん、土日をつぶして活動することはなく、そのおかげで日々のストレスもだいぶ軽減された気がしました。
部員同士の関係も先輩と後輩の間にあまり垣根がなく、途中から入った私に対しても自然と仲間に入れてくれる雰囲気がありました。
その一方で毎年秋の文化祭ではかなり本気度の高いお化け屋敷を催すのが高齢で、私も楽しみながら準備や当日のスタッフとしての仕事にあたることができ、科学部でのよい思い出になりました。 
結果、いい部活にいる友達がいたおかげで退部の決断がなかなかできなかった剣道部をやめることができ、移った科学部の水にうまく合わせることができたことでいろいろなストレスから解放されて高校生活が楽しくなったという点で、剣道部をやめたのは正解だったと思っています。
やはり、部活やサークル活動などは、本当に自分がやりたい事や興味関心のあることの方が活動のモチベーションも高くなり、長く楽しく活動できるということなんでしょうね。