東急線 一日で(ほぼ)全線乗りつぶしの旅 その4 | あさかぜ1号 博多行

東急線 一日で(ほぼ)全線乗りつぶしの旅 その4

「東急線・相鉄共通一日乗車券」(以下、一日券)を使っての東急線(ほぼ)全線乗りつぶし旅のレポート、今回も続きます。

日吉駅から東急新横浜線・相鉄新横浜線・相鉄本線を経由して相鉄の大和駅へ。
そこから小田急江ノ島線に乗り、東急田園都市線の終着駅中央林間にやってきました。
小田急線は紙の切符で乗車しましたが、ここからは再び一日券の出番となります。
さて、この後は田園都市線で長津田まで行き、そこからこどもの国線でこどもの国駅まで往復、長津田に戻った後再び田園都市線、さらに大井町線と乗り継いで大井町駅へ向かう…はずでした。
しかし、途中の乗換駅での乗り継ぎに想定より時間がかかるなどした結果、中央林間駅到着時点で事前の想定よりも約1時間ほどの遅れが生じていました。
この後も乗り換え駅で誘導をしてくださる駅員さんの手配の都合などもあり乗り鉄の終了が予定よりさらに遅れることが想定されるので、こどもの国線については残念ながら今回はカットとし、日を改めてまた乗りに行くことにし、まっすぐに大井町を目指すことにしました。

中央林間駅から乗車したのは、14:28発の急行大井町行。今回の東急各線の乗り鉄では最も乗車距離の長い列車になります。
定刻に中央林間駅を発車すると、なかなかの高速で田園都市線を飛ばしていきます。東急にはそれほど高速運転というイメージはありませんでしたが、この列車のスピード感のインパクトは新鮮でした。
二子玉川からは大井町線に入りますが、大井町線内も途中自由が丘・大岡山・旗の台のみに停車する急行運転となります。
大井町線内に入っても田園都市線内ほどではないもののなかなかの高速運転を味わうことができました。私は大井町線の急行に乗車するのは今回が初めてでしたが、個人的に満足度の高い初乗車となりました。

大井町駅には15:13に到着。
当初の予定ではこの後一旦改札を出てJRに乗り換え、品川経由で五反田まで行きそこから池上線に乗車、というルートを考えていました。
ただJRは全般的に駅での誘導解除をお願いすると乗り換え駅や目的駅で解除をしてくださる駅員さんの手配などに時間がかかることが多く、ただでさえ当初の予定よりも乗り継ぎの進行が遅れている仲ではさらに遅れが増して帰宅が遅くなるので、重複して乗車する区間が多くなるのは効率が悪いものの、大井町から旗の台まで大井町線で戻り、そこから池上線で五反田へ、さらに折り返して蒲田へ向かうことにしました。まあ、結果的にはルートを変更しても大した短縮にはなりませんでしたが。
大井町駅から乗車したのは15:23発の急行中央林間行。車両はここまで乗車してきた列車の折り返し運用となります。
駅員さんに誘導していただいた車両の座席に座ると、先ほどまで乗車した車両のものとは明らかに座り心地が違い、どうやら平日の夕方から夜にかけての大井町線・田園都市線直通急行に連結されている有料座席指定車両「Qシート」用の車両に乗車した模様。
もちろん乗車した時にはロングシートモードでの運用でしたが、座席の座り心地だけなら「Qシート」乗車の疑似体験ができたことになり、ちょっと得した気分になりました。
そんな「Qシート」体験もつかの間、大井町からわずか5分で旗の台駅に到着。ここで池上線に乗り換えとなります。

東急線の乗り鉄レポート、次回が最終回です。