遅ればせながら2024年初の乗り鉄 その3 | あさかぜ1号 博多行

遅ればせながら2024年初の乗り鉄 その3

2月17日の乗り鉄記、今回も続きます。

東京駅から乗車した総武快速線で約7か月ぶりに千葉駅にやってきました。ここでも駅員さんに誘導していただいて、一旦改札を出ます。
久しぶりにやってきた千葉駅ですが、かといって駅自体や周辺で特に何か予定があるわけでもなく、単純にここで折り返すためだけに改札を出たようなものでした。
千葉駅は少し前に大規模な改装工事が行われ、駅舎も駅ビルと一体化した橋上駅舎になりました。
残念ながら私はその変貌ぶりをこの目で見ることはできませんが、きっと私が大学時代以来、数えきれないくらい利用した千葉駅とは別の駅のようになっていることでしょう。
改札を出てすぐ、駅員さんにみどりの窓口まで誘導していただきました。
目的はこの後東京駅まで乗車する12:38発の特急「しおさい8号」の特急券とここから先の乗車券を購入するためでした。
この「しおさい8号」には、3月16日に行われるダイヤ改正で定期運用から離脱する255系特急形電車が運用されており、同形式は改正後も土休日の「新宿さざなみ」や一部の「わかしお」「さざなみ」での運用は残る模様とはいえ今後乗車チャンスがあるかどうかわからないので今のうちにお別れ乗車をしておこう、ということでこの列車に乗ることにしたわけです。
そして、同じ255系でも普通車には何度も乗車したことがあるので、もしかすると最後の乗車になるかもしれない今回は、千葉ー東京間という短区間ながらグリーン車に乗ってみることにしました。
そして乗車券の方は、千葉→東京→八王子→高麗川→川越(総武本線・中央本線・八高線・川越線経由)のルートで購入しました。
これは、久しぶりに八高線の高麗川以南の区間に乗りに行きたかったのと、千葉駅から川越駅までこの経路で乗車券を購入すると乗車距離が片道100㎞を超え障害者割引が適用できることが理由です。
無事「しおさい」のグリーン券と乗車券を購入して再び有人改札へ向かい、再び誘導をお願いすると乗車まで時間があるので改札から少し離れた場所で発車10分ぐらい前まで待機していてほしいとのこと。
ただその場所は寄りかかることのできる壁はあるもののイスはなく、そこで20分ほど経ったまま駅員の来るのを待たなければならないのは少々辛いものがありました。
せめてコンコースかホームのベンチで待機させてもらえればよかったのですが…
こういうことになるのならいっそ駅ナカの喫茶店あたりで時間をつぶせばよかったと少々後悔です。

約束通り「しおさい」発車10分前にやってきた駅員さんに再び誘導していただき、途中駅弁売店に寄ってもらってから8番線へ移動。
「しおさい8号」は定刻に千葉駅に到着。もちろん予定通りグリーン車の4号車に乗車し、一番デッキに近い座席につきました。
実は私の記憶では、在来線特急のグリーン車に乗車するのはおそらく今回が初めてではないかと思います。
255系のグリーン車の座席は一般的な2列+2列の配列ながら、やはりグリーン車というべきか座席の重厚感は普通車とは異なり、リクライニングの角度も普通車よりもグッと大きい感覚がありました。
そんな席につくとすぐに、先ほど購入した千葉駅の駅弁「トンかつ弁当」で昼食とします。
以前にもこのブログで書いたことがあったと思いますが、この弁当は大学時代からもう何度も食べていて、千葉駅の駅弁の中でも一番のお気に入りですが、こちらも食べるのは久しぶりになります。
もともと千葉駅のとんかつ弁当は通常サイズでも700円と今どきの駅弁としてはかなり安い価格設定になっていますが、今回私が購入した「ジャンボとんかつ弁当」も820円とリーズナブルな価格で、薄切りながらおいしく揚がったとんかつとたっぷりの白いご飯にソースがよくしみた安定のおいしさで満足のいくお昼ご飯を頂くことができました。

久しぶりのトンかつ弁当を食べている間に「しおさい8号」は複々線区間を快走し、やがて地下区間に入って東京駅に定刻通り到着。
短いながら255系の(暫定)お別れ乗車と(たぶん)初めての在来線特急のグリーン車乗車を楽しんだ後は、再び東京駅の駅員さんに誘導していただき、中央線ホームへと移動します。