「うつの人にがんばれと言うのはNG」
一般的にはそう言われています。
なぜかというと
うつの人はそれまで散々頑張ってきて
それでうつになっているので
「これ以上どうすればいいんですか!」
ということになってしまうから
というのが定説です。
あとその期待に応えられないので
ますますうつになるかも・・・・
というのがありますね。
で、僕なんですけど
10年以上うつの人を中心に
コーチングをしてきていますが
「がんばれ」ってめっちゃ言います。
他にも
「君面白いね」とか「めんどくさいね」とか
結構NGワードを言います。
でもクライアントさんたちは凹んだりしません。
二人で笑い合ってます。
先日のセッションもそう。
クライアントさん的には結構悩んでいるんだけど
はた目からみたら面白い状況だったので
すごく笑いました。
クライアントさんも笑ってました。
最後は自虐ネタになったり
開き直りになったりしてました(笑)
「真剣に考えるけど深刻にならない」
これ大事です。
やってしまうことは仕方がないので
いかに面白くできるか。そこポイントね。
話を「がんばれ」に戻します。
なぜ僕はNGな「がんばれ」を言うのか。
結論からいうと本人が頑張らないと
状況は変わらないからです。
僕は魔法使いではないので
一瞬で状況を変えることはできません。
本人がちょっと勇気を持って
前に進むことで変わり始めます。
僕はその応援をしているだけ。
そしてなぜ「がんばれ」がいけないのか?
それは関係性によります。
よくわかってないのに「がんばれ」と言われると
上から目線で言われている気になりますよね?
そりゃあ僕だって嫌ですよ。そんなの。
みんなこういう言い方をしているんじゃないかな?
だからうまくいかないんだと思う。
僕はクライアントさんと運命共同体だから
僕のがんばれは「一緒に」という意味もある。
だから受け取ってもらえる。
結局のところコーチングで大事なのは
「関係性」
これに尽きると思います。
僕のコーチングやセミナーが評価されるのは
この関係性を取り扱っているから。
これは僕のどのセミナーにも共通しているので
自分にフィットするセミナーに参加してもらえれば
関係性の大切さがよくわかると思います。
そしてうつの人に「がんばれ」と言えるコーチは
結構最強だったりします。



