世の中には
「こうすればうまくいく」
という話がたくさん転がっています。
コーチング近辺では
「頑張るのをやめるとうまくいく」
「すきなことだけやればうまくいく」
「潜在意識を変えたらうまくいく」
みたいなのがあったりしますね。
これらのノウハウを否定するつもりはありません。
だってそれでうまくいってる人がいるわけでしょ?
だから世に出ているはずなのでね。
それに「うまくいっていない」のに出してたら
それはサギになりますし。
こういうノウハウって、
「言ってることはわかる」んです。
でもね
どーしてもできない人がいる
という事実があることを知ってほしいんですよね。
僕が専門というか、よく出会う人は
「わかっているけどできない人」が多いです。
なんでできないのか?
それは「発達特性」があるからなんです。
どういうことかというと
見たり聞いたりしたことを
すぐに忘れたり
間違って解釈したり
不器用でできなかったり
こういうことが起こるんですよ。
決してうっかりしているわけでも
怠けているわけでもないんだけど
できないことがある
というわけなんです。
僕も結構悩まされました。
特に人間関係。
自分には自覚がないんだけど
相手を怒らせてしまったりとか。
そして、それを反省して
「次はちゃんとやる」
そう思っていてもまたやるみたいな。
そう。注意されて学習されて理解していても
できなくなることがあるわけです。
なのでこういう傾向の人は
「うまくいく方法」には
注意をした方がいいと思う。
自分が思った以上にできないときがあるから。
そしてそれを提供している人は
「こういう人もいる」
ということを理解してほしい。
で、そういう人はうまくいかないのか?というと
そうでもなかったりします。
これはノウハウではなくって自己理解が必要。
自分を変えるんじゃなくて、自分を理解する。
理解すれば、何をやればいいかがわかりやすい。
まずはここから。
そしてサポートする側(コーチとか)も
何をしてはいけないかを知ることは重要。
これすごく大事なことなのでね
一度真剣に考えてみてくだされ。
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