こんばんは。
公認心理師の川本義巳です。
これはコーチングに限らず
例えばスポーツでも同じことが
言えると思うのですがね。
なぜか学べば学ぶほど下手になる
そんなことがあったりします。
特に新しいスキルを覚えたときなんかね。
コーチングでいくと
コーチングを学んだあとに
他の方法を学んだりすると
こういう現象が起こります。
スポーツだと僕にも経験があるんだけど
(僕は結構まじめに卓球をやってました)
新しい打ち方を覚えた後とか
新しいラケットに変えた後とかに
「あれ?うまくいかない」
ていうことが起こります。
これはまあひとつは
「慣れてない」
というのがあります。
なので練習し続けていけば
やがて出来るようになります。
でも崩れっぱなしということもあります。
コーチングとかでは起こりがちかな?
コーチングのあとに
カウンセリングとかNLPとか
~メソッドとか学んだあとに
どんどん下手になる人がいます。
なぜこれが起こるのか?というと
それぞれ原理原則が違う
からなんですよね。
なので、学んだことを忠実にやろうとすると
どこかで破綻していまいます。
例えば、僕の周りでよく聞く話としては
「マイナスのときはカウンセリングをして
プラスになったらコーチングに切り替える」
というもの。
これはうまく行かないだろうなあーって思います。
根本的にコーチングとカウンセリングで
原理原則が違うしね。
ましてや一人のコーチが、そんなに器用に
使い分けられるとは思えないし。
これまで自分がやってきたことと
違う原理原則を持つものをやろうとするとき
自分の軸はどこにあるのか?
これが大事なんです。
下手になっちゃう人は、軸を意識していない。
スキルや理屈をこなくことに意識がいっていて
「自分は何を大切にしていたのか」
これを忘れてしまうんです。
自分はなんのためにこれをしているのか?
ここは本当に忘れてはいけないんです。
なので何か新しい学びをするときは
「~を学ぶ、マスターする」
ではなくて
「自分の軸のために学べることはないか?」
という意識で学びます。
僕の場合だったら、
新しい学びをするときの意識は
毎回これです。
「自分のクライアントを支援するのに役立つものを学ぶ」
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