こんにちは。
公認心理師の川本義巳です。
今日は父親のリクエストで
奥さんと一緒に畑仕事をしてきました。
なんでも
サツマイモを収穫したいけど自分ではできないので
ということでした。
実はうちの父親、皮膚がんを患い治療を続けていました。
幸いがんの方が治ったのですが、
慢性の白血病も見つかったんですよね。
そんなこんなで、結構体力も落ちてしまって
全然畑仕事ができなくなったそうなんです。
いや、むしろやめといてほしいくらいなのですが。
そんな経緯もあって、今日は親父とうちの夫婦で
畑に行ってきたというわけです。
実はずっとほったらかしだったので
本人は気が気じゃなかったらしいです。
掘り返してみたところ、
最初のころは立派なサツマイモが出てきましたが
途中からは細ーいのばかり。
それを見て親父は
「世話してないからなあ・・・」
と言っていました。
僕らからしてみれば
それでも結構取れたわけだし
世話できなかったのだから
そういうのが出来ても
仕方ないわなって感じなのですが、
８９歳のプライドはそうではなかった
わけです。
すべて立派なサツマイモにしたかったんですね。
なんかすごいな親父と思いました。
人からみたら些細なことなんだけど
そこにも思いを込めています。
ちょっと反省しました。
自分はそんなに細部にまで
意識を込めていられたか？と。
「一事が万事」ということわざがあります。
そんなことぐらいが取り返しのつかないことに
なってしまうことだってありえます。
何十年かぶりに畑に行きましたが
学びは大きかったです。
そして収穫したサツマイモは
全部うちのものになりました。(*^^*)
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