「やりたいこと」ではなく「やらせてもらえること」を。 | ふだん着のコーチング

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ふだん着のコーチングを推奨している、メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
このブログではメンタルへルスやコーチングビジネスに関する情報をお届けしています。よろしくお願いします。

こんにちは。

公認心理師&メンタルコーチの川本です。

 

 

 

コーチという仕事をしています。

 

「やりたい仕事ができていいね」

 

そう言われることもありますが、

果たして本当にそうだったのか?


今から10年ちょっと前、

僕はコーチ辞めようとしていました(これ1回目)。

むしろコーチングとかNLPに

手を出した自分を後悔してました。

 

 

なぜか?

まったくもってうまくいかなかったからです。

 

 

いくら「やりたい」と思っていても

その仕事が成立をしなければ無理です。

僕は全然仕事にならなかったんですね。

 

結構頑張ったけど、ダメでした。

だから自分には向いていないって。

そう思いました。

 

 

それでもコーチになったのは

 

「他にできなかったから」

 

なんです。

 

 

 

そう、他の仕事いろいろ当たったんです。

ハローワークで求人を探して応募して、

書類選考ではねられて、

面接ではねられて。

 

 

 

結論から言って、何十社ってチャレンジしたけど

どこも雇ってくれなかったんです。

 

 

結果「コーチで頑張るしかない」これが結論でした。

 

 

 

こう書くと、なんか退路を断ったみたいですが、

マジで他の仕事やるつもりだったんです。

でもダメだから頑張るしかないって。

 

 

その後も大変でしたけど、

おかげさまでここまでこれました。

 

この経験があるからでしょうか。

 

 

 

「やらせていただいている」

 

 

 

そういう感覚がとても強いです。

 

僕は自分が役に立っているということを

全然感じられなかったんですよね。

 

やもすれば

 

「自分は無能である」

 

とさえ思ったこともありました。

 

 

ま、今もそんなに有能ではないけど

 

「役に立つことをやらせてもらえている」

 

これは実感しています。

 

この感覚、幸せだなって思います。

 

 

自分の価値を誰かが決めてくれている。

必要としてくれている。

これがあるから頑張れる。

 


だからもっともっと役に立ちたい。

僕が知っていることは全部伝えたい。

 

そしてこれからももっと勉強して

それも追加で伝えていきたい。

 

 

 

こういうことって、スキルよりも

すごく大事なことだと思います。

 

 

 

 
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