質問は何のためにするのか?ということに対して
コーチングでは
「クライアントに気づいてもらうために質問をする」
そういう考え方があります。
クライアントは自分で気付いていないことがあって
それに気付けるようにコーチが質問でアシストする。
そういう理屈。
これについて僕は違う見解を持ってます。
僕は
「そもそも、そんなにコーチが気を使わなくても
クライアントはちゃんとわかっている。」
そう思ってます。
クライアントはコーチよりも物事を知ってます。
だから気付いてもらうための質問ってなんか違います。
僕が質問をするのは単に僕が
「知りたいから。知る必要があるから」
なんですね。
こういう風に書くと、
「コーチのエゴじゃね?」
と思われがちですが、そうではないです。
すべては
「なぜ僕たちは出会っているのか?」
これのため。
そう。日本だけでも1億2千万人の人がいます。
その中で「なぜこの二人なのか?」というと
それは
「この二人でないと達成出来ないことがある」
というところに行きつきます。
だから相手のことを知りたい。
そしてもっと近い存在になりたい。
それはクライアントの目的達成のために
他ならないんですよね。
だから僕はクライアントのために質問します。
自分がその人のことをもっと知りたいから。
ここがわかると質問もコーチングも
俄然面白くなるんだけどなー。(*^^*)
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