ぬるま湯は心地よい(「所属に失敗した人たちの失敗」より) | 公認心理師&メンタルコーチ 川本義巳公式ブログ

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メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
このブログではメンタルへルスやコーチングビジネスに関する情報をお届けしています。よろしくお願いします。

以前、所属に「失敗した人たちの失敗」
という話を書きました。
 
結構反響が多くて、時々引用してるのですが、
今回もそんな話。
 
やっぱり同じ失敗をする人は後を絶たなくて、
ずーっとぐるぐるしてるんですよね。
 
この前、起業家の人と話をしてたときも
 
「やっぱりぬるま湯は心地いいからねー」
 
ということになりました。
 
楽しい所属ってのは悪いわけではないけど、
自分を変えるにはやっぱり弱い環境です。
 
チャレンジも必要だし、リスクも伴う。
それがビジネスの現場。
 
そこと比べたら、楽しい環境は天国なんでしょうね。
 
ということで、「所属に失敗した人たちの失敗」
もう一度書いときます。(^^)/
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コーチングとかねセラピーとか
あとスピリチュアルなことを学びに来る人の多くは

今の自分の環境に不満や違和感があるから学びにきた

という人だと思うんですよね。僕も実際そうだし。


職場とか家族とかパートナーとかね
そこに自分の居場所がないと感じたから
傷ついたり、怒りがあったり、挫折があったりして
それを解消する方法が知りたくて学びに来てるわけです。


つまりまあ「所属に失敗した」ということなんですよね。


でね
学びに来てそこの場所で新しい価値観を覚える訳です。

「ありのままでいいんだ」

とか

「もっとわがままに生きていいんだ」

とかね。

周りの仲間も同じプロセスを歩んでいるから理解できるし

「私たち一緒だね!」

って結束は固くなるわけです。

まーこれはこれでハッピーエンドなわけですが、
ここからが問題。


所属に失敗して、それを解決するために学んだのだから
所属を取り戻すようにすればいいんだけど

そのまま学びの場に所属し続けようとする人がいます。
 
確かに仲間との出会いは大切だし
そこで培われた人間関係も大事。

でもその場の常識って世間の非常識ってこともあります。

元の所属を取りもどさないまま
その場の価値観で生きていくと

結構KYな感じになっちゃうんですよね


だってさー、ありのままとかわがままにとかね
まあ一般社会じゃ受け入れてもらえないじゃん。


こうなるとますます所属を取り戻せなくなります。
するともう学びの場に居座り続けるしかなくなる。


これがずっと続くと学ぶ前より状態が悪くなるよね。


僕が思うに、やっぱり理想の形は所属をちゃんと取り戻して、
その中で相手を敬い、そして自尊感情も持って生きる。


そういうことだと思う。

実際に学びの後所属を取り戻している人たちは
謙虚だし思いやりが深いです。


一方で学びの場に居座る人たちは
なんだか楽しそうではあるんだけど、
結構周りの人に迷惑をかけています。


人間関係やコミュニケーションを学んでいるのに
逆の結果を起こしていることに気付けないのは
ちょっと怖いかなーとか思っちゃったりします。^_^;


僕もセミナー講師のはしくれとして
自分のところの受講生さんたちには
このことをちゃんと伝えていこうと思ってます。(#^.^#)
あ、もちろん自分も日々気をつけていきたいしね。
 
 
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