不自由は不幸ではない。 | ふだん着のコーチング

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ふだん着のコーチングを推奨している、メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
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11月2~4日と、東北に行ってきました。

 

目的は仕事と観光。

2日は奥州平泉。中尊寺に行きたかったんですよね。

その後、戻ってきて仙台慈眼寺へ。

ここは、紹介を受けてぜひ行きたかったお寺。

 

そのとき撮った写真です。

 

 

3~4日はセミナー。

こちらも楽しく出来ました。(*^_^*)

懇親会も美味しい料理と美味しい日本酒で大満足。

 

仙台ますます好きになったぞー!

 

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仙台にいる間、ちょくちょく口にしていたことがありました。

それは、「幸せ」ということについて。

かつて僕は、「幸せになりたい!」と

ずっとずっと願っていました。

 

なぜなら自分の人生が、

 

辛くて惨めで情けないもの

 

そう感じていたからです。


「この人生を変えたい。ここから抜け出したい」

それが働くことの原動力だったし
学ぶモチベーションでした。

その結果、お金を稼ぐことができ、
たくさんのことを学び、知識もつきました。


でも全然幸せな気がしなかった。
それがなぜだかわかりませんでした。


それを探求するために、今も学び続け、
実践し続けているわけですが、

少しだけわかったことがあります。
それは

「不自由は不幸ではない」

ということ。


うちの親、お金持っていないです。
それは僕が小さいころからずっとそうです。
体も丈夫ではありません。
親父は左足が動かない(僕が小学校のころから)し、
お袋は心臓の手術をしているし、
糖尿病でインシュリン注射をしています。

教養もありません。
親父は小学校しか出ていませんし、
お袋は中学を出ると同時に
実家の京都から名古屋に働きに行かされました。
 
ほんと苦労の多い人生だったと思います。
今二人は実家で弟家族と暮らしています。

お金とか労働力を提供できないので
ほんと遠慮しながらつつましく暮らしています。


お金がない
体が弱い
能力がない
遠慮しなければならない


これらは僕にとって不幸の象徴でした。


でも

今、親を見ていて思うのは


「この人たちは幸せなんだなあ」

ということです。

お互い支えあい、いつも一緒にいて、
そして笑顔と感謝を忘れない。

そんな二人の周りには人があつまってきます。

親戚、近所の人、孫たち

楽しそうにしています。

確かに不自由なことがすごく多い。
不便なことも多いし、
周りに気を使うことも多い。

でもでも!


それだからといって幸せになれないわけではない

そう思うのです。


奇しくも今回訪問した慈眼時で
住職である塩沼大阿舎利の本を購入したのですが、
そこにこんな一節があります。

(1日16時間山道を歩くことを千日続ける行の最中に書かれた
 488日目の日記から。すごく体調の悪かった日のことです)

「俺の舞台裏は、誰も知る人はいないだろう。
 いや、知ってくれなくていい。
 誰に見られることも意識していない。
 野に咲く一輪の花のごとく、御仏に対して、ただ清く正しくありたい」
 
 (株式会社KADOKAWA「歩くだけで不調が消える歩行禅のすすめ)


どんな状況であれ、正しくある。
それは本当の幸せのような気がします。

 

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