その性格はいつ出来たのか? | 公認心理師&メンタルコーチ 川本義巳公式ブログ

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メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
このブログではメンタルへルスやコーチングビジネスに関する情報をお届けしています。よろしくお願いします。

「性格」というのがありますよね。

明るい とか
暗い とか
優しい とか
短気 だとか。


みんなそれぞれ自分の性格についても

「自分は~な性格だ」


という認識があると思います。
僕なら「基本ネガティブ」かな?(笑)

さて、この「自分の性格」なんですけど

それってどうやって知りましたか?


ちょっと考えてみてくださいね。
自分が~な性格だということを
どうやって理解したのか?なんです。

これね、答えは2つあります。

1つ目は誰かに言われたから。


親とか友達とか先生から

「お前短気だなあ~」

と言われたときに

「あー俺って短気なんだ」

って認識をするわけです。
これはよくあるパターンですね。

2つ目は何か参考になるものを見たから。


例えばテレビドラマの主人公の考えや行動が
自分とよく似ていることがわかったときに
他の登場人物が

「お前って短気だなあ~」

と言っていたときに

「あ、これ短気っていうんだ。じゃあ俺も同じだ」

となってしまうパターン。

つまり誰かの意見とか客観的な事実と
いった参考データがあってはじめて
自分の性格が決定しています。


だって参考データがなければ理解できないもんね。

で、問題はここから。
この2つの方法のどちらか(あるいは両方)で
僕たちは性格を認知するわけですが、
共通点がひとつあります。

それは・・・

最終的には自分が受け入れている

ということです。

他人からの「短気だ」という意見を
自分で受け入れたときに性格が決まります。

ドラマの主人公を見ていて
自分に当てはめたときに性格が決まります。

つまり

自分の性格は自分で決めている


ということ。

で、ここからが一番肝心。

自分で決めているんだから自分で変えてもいい


ということなんですよね。

自分がネガティブな性格だと自覚していたら
「自分はポジティブだ」って変えてもいいんです。
だって法律違反でもないし、
日本性格検定みたいなのがあって
そこで決めたわけじゃないしね。


もし自分の性格に不都合を感じているのなら
躊躇せずに変えてしまいましょう。
その方が楽に生きられるのなら、
そうするのが一番いいですよ。(^^)/