「職場のメンタルヘルス」が義務化の方向で進んでいます。
この分野に光が当たるのは喜ばしいことなのですが、
反面、色んな問題も含んでいます。
まず間違いなくやることは「ストレスチェック」。
ここで「ヤバイんじゃないの?」と判定された人は恐らく
「病院に行け」と言われるでしょう。
あるいはちょっと休暇を取ったらどう?みたいな。
確かにこれで悪化する前に拾うことは出来るかも知れない。
でもそれがその人の評価につながらないだろうか、
あるいはその人の診断結果が、他の社員に漏れないだろうかなど
考えただけでも心配なところもあります。
それから僕が思うに、そうやって診断され休暇をとったり、
病院に行ったりあるいはカウンセリングを受けることで、
ある程度重症化は防げるけど、その人の根本的な問題、
例えば認知の仕方なんかが変わるわけではないので、
まず間違いなく再現してしまうと思います。
ストレスの多い社員を早期発見するのもいいけれど、
そういう社員を出さない工夫の方が必要なんじゃないかなあ?
いずれにしても企業の人員削減のための片棒を担ぐような
施策にはなってほしくないものです。
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