※昨日の報道ステーションの「回天」の特集を見ていて思いました。
夏のお盆時期になると、どうしても太平洋戦争のことを思い出します。
もちろん、僕は戦後生まれなので戦争体験はありません。
僕の父親は昭和7年生まれなので、小学校のころがちょうど戦時中。
ただ、うちは田舎だったため、それほど「戦時中」という感覚はなかったようです。
母親は京都生まれですが、祖父の実家のある三重県に避難していたと聞きました。
さて、僕たちがまだ小学生ぐらいの頃、
太平洋戦争や第二次大戦の話は、物凄く見聞きしました。
テレビ、ラジオ、新聞。そして祖父の時代の体験者の人たち。
マンガでさえ、戦争を物語るものが数多くありました。
いまだに有名なところで「はだしのゲン」がありますよね。
小学生のころ読んで、戦争・そして原爆の恐ろしさを感じた記憶があります。
戦後70年になり、当時を体験された方もどんどんいなくなっています。
小学生だった父親も80歳。
直接体験している世代がその上ですから、少なくなるのも当然です。
戦争は良くない。戦争はダメだ。絶対にしちゃいけない。
みんなそうわかっています。
わかっていますが、年代とともに薄れているのも事実でしょう。
僕と親父の世代ではあきらかに違いますし、
僕と今の30代、20代、そして子どもたちともあきらかに違う。
これは仕方ないことではあるけれど、やはり語り継いで欲しいなあと思います。
二度と過ちを犯さないように。
そして日本はあの戦中戦後を乗り越えて来た国だということを忘れないために。
以前のように、戦争特番(賛否両論はあるだろうけど)や戦争をテーマにしたものがもう少し増えてもいいのかなと思います。
せめてこの時期だけでも。