パチンコ依存症の治し方 ④ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、収支表を付けて、パチンコで失っている金額を実感したうえで、パチンコに行きたくなったら、パチンコに1回行くと失う金額と同等のお金を捨てることで、パチンコ依存症は治ること、

ただ、これを実践する人(実践できる人)は少ないという話でした。

その続きです。


今回は角度を変えて、

"スパッ"とパチンコ(スロット)を辞めることが出来た人についてです。

毎日の様にホールに来ていた20代、30代の若い常連さんは、だいたい2、3年単位で、パチンコ(スロット)を卒業していきます。

卒業していく理由のほとんどは、

パチンコ(スロット)で稼いでいくのは厳しくなった(もしくは飽きた)から・・・

というものです。

要は、パチンコ(スロット)で稼いでいくのは難しい(もしくは飽きた)から、就職するということです。

パチンコを辞めて就職

この場合、自分の知る限り、"スパッ"とパチンコ(スロット)を辞めることができた人が多いです。

何故なら、こういった人達は必ず、収支表を付けていて、何時間稼働すれば、いくらの収支が見込めるということを計算しているので、

パチンコ(スロット)で稼ぎ続けることは、どれだけ難しいことかを体感(理解)しているからです。

これは、勝ち組だった人ほど顕著で、スッパリとパチンコ(スロット)を辞めていきます。

逆に、負け組の人は、パチンコ(スロット)を辞めることが出来ません。

つまり、パチンコ依存症を治すには、

いかに数字と真剣に向き合うのかが大事だと考えます。

次回は、パチンコをしている人の何割が勝ち組なのか?という視点から、話したいと思います。

続く・・・。