夜になるとパチンコは出るのか? ③ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

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大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、パチンコ台(スロット)に電圧の変化が起こった際は、電源基板のヒューズ(もしくはトランス関連のヒューズ)が飛ぶので、"電圧の変化"によって、大当たりが発生することはないという話でした。

その続きです。


あと、一発台などが設置されていた頃は、夜になると一回り小さいパチンコ玉を、店側が島に循環させるといった都市伝説もありました。

一発台

確かに、一回り小さいパチンコ玉は存在しますが、店側がそれを意図的に島に流すことは、99.9%ないです。

何故なら、遊技台のシャッター(or玉切り)で、詰まる可能性があるからです。

つまり、台トラブルの原因になるので、店側がそんなことはしません。
(デメリットが大きすぎます)

ただ、一発台のタイムサービスがあった店には、そういった玉を持ち込む人はいたので、そういった都市伝説が広まったのは理解できます。


あと、ごく稀にですが、

(パチンコが)夜になると回るのは何でだ!

と言ってくる人もいましたが、これは基本的にあり得ません。

遊技釘は、玉が当たれば当たるほど、締まる傾向にあるので、基本的には時間経過とともに回らなくなるのが普通だからです。

ただ、遊技釘が折れて、打ち替えた場合などは、上記の傾向が逆になることはあります。

とはいっても、ともに回転数がそんなに変わるわけではないので、これはただの思いこみに近いと思います。

ということで、

「夜になったら、玉(コイン)がでる」ということはなく、ただの都市伝説です。

次回は別のテーマで。

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