スロット 設定 決め方 ③ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回、その日の粗利予定と、シミュレーション上の結果が同じ数値となるように(根拠があるように)、調整すること。

また、稼働数が低いお店は「お客様に、設定を読んでもらえる」ようにして、設定を入れる必要があると書きました。

今日はその続きです。


稼働数が低いお店はとにかく、

お客様の信用を得ること」が必要です。


お客様の信用

その為、月間アウト平均3,000の店に異動させられた時、

自分は、ジャグラー系やパルサー系、沖スロ系など、長時間打つと、比較的、設定が読みやすい機種、また差枚数(出玉)が穏やかな機種に力を入れました。

とは言っても、稼働数が少ないので、ジャグラーが10台あったとしたら、

設定1・・・9台
設定4・・・1台

といった割合です。


そして、高設定を入れる際には、なるべくルール化してました。

例えば、3日間の差枚数が、-2,500枚になったら、高設定を入れるとか。

何故、ルール化しておくかというと、自分が休んだ日でも設定がブレないし、お客様も設定を読みやすくなるからです。


ちなみに、この方針で設定を決め始めてから、3ヶ月経過したぐらいで一部のお客様が気付き始め、高設定を入れたら、その遊技台のアウトは10,000を超えるようになりました。

そして、半年後には、月間アウト平均が、3,000→5,000と、約1.7倍になりました。

前任者より、自分の方が入れていた設定は辛い(からい)にも関わらずです。


高設定ばっかり稼働したら、赤字になるのではないかと思うかもしれませんが、そもそも入れている設定が4だし、お客様がお客様を呼ぶので、稼働がつけば、基本的に赤字になることはありません。

そもそも、シミュレーションをして予算内になるように設定を入れているので、1日単位では赤字になることはあっても、1ヶ月通せば、ほぼ予定通りになるのです。

今日はこの辺にして、続きは次回です。


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