不安研究CACE-05 不安に”させられる”のは何故なのか? | 石読みと人間観察ラボ

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不安とは―

ふ‐あん【不安】

[名・形動]気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。
 
 日常に潜む漠然とした不安感は、人の精神を脅かし、安定感を無くしてしまい、それは幸福とは程遠い精神状態へとなってしまいます。
そんな不安を研究し、どのように対処していけばよいか、安心感を得られる方法はあるのかを調べることを目的として、
ウィリアム・D・上原先生よりアドバイスをいただき、”不安研究所”を立ち上げさせていただきました。
 
というわけで、不安研究所第5回目です。
 
 
 今日は不安にさせられるのは何故なのかという事でお話をさせていただこうかなと思います。
 
 人間社会を生きて行くうえで心配になる事や、なんとなく気になっていることは色々あると思います。
ましてや、最近は新型コロナについてや、将来について、後はお金の心配ですかね。
色々気にしだすときりがない問題というのはどうしても出てきてしまいます。
そんな漠然とした、今は気にしてもしょうがないとは思いながらも、頭の片隅でもやもやしているようなことを、
 
”それ、ほっといて本当に大丈夫ですか?”
 
 なんて誰かにきつ然とした態度で言われてしまうと、途端にグラグラしてしまう。
そんな経験はないでしょうか。
 
 人って、意識出来ている部分や理解度の深い物事に関してはマインドを強く持てるんです。
”それは既に知っている”という安心感に変えられるのですね。
ところが、知らないことや、気にしている事を不意に投げかけられたとき、脳は危機感を感じて信号を出すのです。
未知に対する防衛反応みたいなものが働くのでしょう。
そうやって徐々に不安になってきてしまう。
 
 ここ数年は地震や台風などの天変地異や日本や世界の情勢も大きな変動があり、
去年から新型コロナウイルスによる世界的な流行が問題になっていますよね。
このような問題に不安の声が上がる一方で、テレビは見ないほうがいい、という声もちらほら聞くようになりました。
どうも不安な気持ちにさせられるから、というのが大きな理由の様です。
 
 ところで、うちにはテレビがなくなってもう5年目になろうとしているのですが、
うちにテレビがあった頃のニュース番組やバラエティでは、
これはわざと不安を掻き立てるのかな?という編集のされ方が多かったように記憶しています。
 
・問題の問題点、衝撃的な部分を何度も繰り返し報道する
・コメンテーターもやや否定的、もしくは、国民の民意に寄り添うかのように困って見せる
・どうすればよいかという方法や解決には向かわない
 
どの問題を扱っていたとしてもこのパターンで、少しもやもやしたように思います。
何故、このような不安にさせられるような形をとっているのでしょうか。
 
 一つは、テレビは報道のエキスパートではありますが、各部門のスペシャリストではありません。
鮮度の高い、”今起こっている事”を切り取り、情報として伝えることにかけては素晴らしいのですが、
その中身の真偽を、”本当に正しいのか”というエビデンスの有無を正確に掴み取ることは難しいのです。
その上、テレビで情報を扱う上で意識しないといけないのは、視聴率。
どれだけの視聴者をテレビに向かわせることができるかが肝心となってきます。
となると、出演していただく方も、真実に近い方ではなく、有名な方や華のある方が選ばれるようになっていきます。
沢山の方に視てもらうために、やや誇張気味のセンセーショナルな仕上がりで情報は流されていきます。
中には真実ではないものもちらほら混じっているのは、真偽やエビデンスよりも鮮度を優先せざるを得ない状況がそうさせているのかなと思います。
 
その結果、規模の大きな事件や事故は強烈なイメージと共に頭の中に残ってしまいます。
そのイメージがまた、別の問題の時にも思い出されて、新たな不安を生む、という事もありますね。
 
例えばですが、新興宗教、という言葉に怪しげな、ヤバげな、どこか不穏なイメージを抱く方もいるでしょう。
エセ宗教家が敵役だったり、宗教にのめり込んでいる両親に育てられた二世の物語もあったりして、かなりマイナスなイメージが付いています。
この怪しい新興宗教のイメージは、地下鉄サリン事件が元ネタになっています。
 
そして今回の新型コロナワクチンに関する情報の錯綜や不安になる要素が高い原因は、
2014年に報道された子宮頸がんワクチンの副反応の映像が引き金になったのではないかなと思っています。
それくらいにショッキングな映像でしたし、ワクチンの接種を国が差し控えたこともあって、ワクチンに対する不信が広まったのではないかなと思います。

 

 こちらの記事では、どのワクチンにも副反応がある事や、報道されていた映像が本当にワクチンによるものなのか、ワクチンについて知ってほしいことなどについて触れられています。肯定にも否定にも偏りすぎない姿勢で真摯に語られていますので、一度目を通されると良いかなと思います。

 

 
テレビの影響と浸透力って、とても強いものがあり、良い印象のものもそれはそれでずっと残っているし、素晴らしい映像を提供してくれる有難いツールではありますが、難しい問題、例えば、医療や政治、国内外のビジネスに関する報道には、ちょっと疑問符が浮かぶところもあるというのが正直なところです。
 
 ネガティブな印象をテレビから受けるのは嫌だから、見ないという選択が出来ればそれに越したことはありませんが、好きな女優産や俳優さん、歌手が出ていたり、なんだかんだでテレビが好きで見たい番組があるという方もいらっしゃるでしょう。
 
そういう場合、どうすればよいかというと。
 
 番組を見ている最中に、体の反応を見て見てください。妙にドキドキしていないか、呼吸が浅くなっていないか、体のどこかが冷えていないかをコマーシャルの合間にでもちょっと確認してみてください。人は不安や恐怖を感じると、呼吸が浅くなり動悸が普段よりも少し上がります。
そんな風に体が反応したり、どことなく拒絶感の出てくる番組は避けるようにすると良いでしょう。
 それから、少し体を休めるようにしてください。蒸しタオルを作って瞼の上や首などを温めたり、軽く深呼吸をして普段の自分に戻るよう意識すると良いでしょう。
 
 私は疑問に思ったことはネットで調べながら、もっともなことを仰っている専門家の先生を調べ、発信しているSNSやブログを調べ、コメントや関わりのある方々を調べ、最期に対立していたり、反対意見を述べている人を探して、どちらがより正しいか精査しています。
個人のブログでもっともらしいことを言っていても、それだけではその人が正しいとは判断が出来ませんので。
(ただ、慣れていない方はめっちゃ疲れますし、無理をすると本当にしんどくなってしまうので、無理にとは言いません)
 
 最後になりますが、私個人としましては、テレビやマスコミ、報道の在り方についてはあまり賛同は出来ませんし、正直言って好きではありません。ただ、報道に携わる方々や記者の方々の中には、納得のいくまでデータを集めて精査し、その道のスペシャリストの方々の言葉を聞いて意図を汲み取り、正確な形で国民に届けたいと奮闘されている若手の方々の話を聞いたり、古い固定観念を押し付ける上司と戦っている痕跡を残そうとしたり、新しい試みや希望の感じられる動きもあるようなので、風の時代の流れとともに、新しく刷新されていくと良いなと思っております。
 
 
オマケ。

ヒノカミカグラのたんじろさん。この方のMMDは本当に可愛らしくて良いです。

あんまり顔は出てこないですが。。。。

そしてまさかのご本人登場感が個人的にはツボ。

 

 

 
それでは今日はこの辺で。
 
心と体と魂は繋がっているので。呼吸を整えて心地よくなる時間を作っていきましょうね。
おやすみなさい。