マクラメブレスレット作ってます。
石読み講座については
今日は朝から天気が不安定で、落ち着いたら買い物に行きたいなと思っていたら雷が鳴りだしたので外出を諦めて、
折角なんで好きなことをしようと昔好きだった小説を引っ張り出してきて読んでみたら、存外夢中になってしまい、
折角だから君たちも好きにしたまえと子供達にも自由にさせておりました。
ハマっていた沼より生還し子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきていたっけなと声のする方へ行ってみたらば、
敷きっぱなしだった布団の上におびただしい数の拡げたカサが積みあがっており、
一子はスマホゲーム、二子はミニカーや電車のおもちゃを散らばせていて、
”自由に遊べるおもちゃ空間”な秘密基地を作っていて、
子供の創造力すげぇなと感心するなど。。。
こんばんは。石読み師のサカモトです。
だからといってやりっぱなしは駄目よ。遊び終わったら片付けるのよ。
今日から五月。ゴールデンウィークの始まりですね。
大阪では緊急事態宣言が発令されたのもあって、どこにも行けず引きこもり状態なんですが、
漫画・小説好きが高じて創作意欲の高まっている私に死角はありませんでした。
本の山には”大好き”が詰まっている。
Twitterでひょんなことから継国兄弟が好きな方や二次創作をされている方と繋がって、
そこからその方々の大好きな漫画やその二次創作を拝見させていただく機会をいただいて、
昔から好きだった大好きな小説や漫画のあれこれが蘇ってきたところで、もう一度読み返したい小説を引っ張り出してきて読んでいます。
年を取っていろんな経験をして、それこそ昔にはなかった新しい小説や漫画をたくさん読んできたけれども、
十代、二十代の頃に読んだ本や漫画の面白さや衝撃的な巧さというのは、色あせることなく自分の中に血肉のように蓄えられていて、
再度読んだ拍子に呼び覚まされるものなんですね。
無駄のない描写や独特の言い回し、そのセンスにすごく憧れたし、世界観に心地よく浸ることができた。
大好きな人達が作り出す様々な世界観の中で、私は生かされてきたし、救われたんだと思っている。
”だいすきのかたまり”というのは、『堕天作戦』(山本章一 著)という漫画に出てくるヒロインのレコベルのセリフです。
ただいま休載中で、一年近く更新されていなくって、ファンが皆待ちぼうけている状態ではありますが、魅力的なのでずっと待っている漫画です。
舞台は人間と魔人が戦っている戦争地帯で、伝説上の生き物とされていた”不死の人間”が主人公となり冒険するSFなのですが、
主人公のアンダーは殺しても死なないので、人間側の部隊にいたときも爆弾抱えて特攻隊的な役割をさせられたり、
魔人に捕まったあとは拷問されたりと、色々と酷い目に遭うわけです(一話からグロ注意なので、苦手な方は苦手かもしれません)。
ですが、魔人の偉い人の秘書をしてこっそり謀反を働いていたレコベルと一緒に気球で空高くまで飛ばされたときに、
二人で会話をしたのがきっかけで死にかけていた人間の心を取り戻し、冒険に出ることを決意します。
レコベルは空気も薄く低気温の上空で一度死にかけるのですが、気球が割れて落ちてきたときに運よく拾われ、
命拾いをします。ですが、脳の損傷がひどいので元の姿には戻れず、元に戻すにはクローンを作り、そこにデータを移行させる
(つまり、記憶は持つことは出来ないけれども技術や能力はトレースできる)ことは可能だと言われ、
彼女は今まで培ってきた脳の中には大好きなものが詰まっている(=だいすきのかたまり)から、脳をリセットはしないと断るのです。
ほかにも色んな魅力的なキャラクターが沢山出てきますし、さらっとした読み心地でギャグも面白いのでとても好きな漫画です。
ジャンルはダークファンタジーなのでベルセルクなどが引き合いに出されたりしていますが、そこまでのエグさや濃厚さは少な目かなぁ。
なんていうか、風っぽいんですよね。感情的になりすぎなくてセンスが良くてさらっとしている。
未来の退廃した世界観、人間と魔人、豚という名の芋虫みたいなやつとか、竜という名の飛行機みたいなやつとか、
星が五芒星みたいな形をして宇宙にあったりとか、クローン技術など、なんだろう。。。水瓶座っぽいのかもしれない。
異種間だけれども人類愛みたいなところの人間的な友情や愛情もあって、その関係性もとても良い。
冒頭の三話と最新話はこちらから読むことができます。全話気になる方はマンガワンというアプリで読めます♪
実は私も堕天作戦が大好きなある方に触発されて深くはまったクチでして。
興味のある方は是非、読んでみてくださいね。
大好きなものというのは、存在するだけでも人生においての意味を与えてくれるものだと思うのです。
貴方の大好きはなんですか?
この連休中にゆっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。
オマケ。
しっとり切ない継国兄弟。タイトルは兄上ですが歌詞は縁壱。
多分、”今”大好きな漫画や小説も、ずっとずっと後になっても読んだ時の気持ちが蘇るほどに心身に染みているんだと思う。
そんな浮き立つ気持ちを心に携えて、時々思い出しながら。
おやすみなさい。