今日2人目のドラムレッスンは、30代の男性の方でした。
2時間連続レッスンです!
GLAYを中心に、邦楽〜洋楽や、幅広異音楽の中から生徒さんが興味を持った音楽についてドラム向上の為のレッスンに繋げていっております。
今回は今年を締めくくる2時間連続レッスンですので、
今までの奏法の見直しと再調整を行なってゆきます。
2時間といっても、これらの軸ともいうべきところをレッスンしてゆくと、あっという間です。
そして、生徒さんは邦楽洋楽、また年代を超えた音楽に抵抗がないので、ドラマや音楽の原点であるアーティストの楽曲も取り入れることができます。
今回もビートルズ、クイーン、ジャニス・ジョプリン 等も話題になりましたね!
ジャニスに関しては、「モータウン・グルーヴ」などなど…
もちろん、生徒さんが行われているところの原点とリンクさせている内容です。
レッスン内容としては、
まず腕のダウンアップの動きを確認してゆきます。
ハイハットのエッジとボウの部分をうまく使い、グリップも含めた腕の動きを確認しながら実践してゆきます。
生徒さんが行なっている曲はいわゆる「ダブルビート」が多い為、その時にダウンアップの「ダウン」からスタートすると、違う動きになってしまいますので、注意しながら進めてゆきます。
生徒さんのリクエストとして、「クローズド・ロール(バズロール)」のコツが掴めていなかったとのことですので、
ドラムのヘッドの特性の説明からレクチャー。
グリップ、ダブルストロークとの違いなど実際演奏しながらじっくり取り組んでゆきました。
なかなかタイミングよくいかないことも多いかもしれませんが、
プラクティスパッドなどの硬めでリバウンドしやすいもので取り組んでいると、
ある日突然できるようになったりしますので、基礎を押さえながら継続してゆきましょう!
また、キックについても、今までフィルインの解説が多めだった為、改めて脚の動きのブラッシュアップを行ってゆきます。
脚のダブルを通して、
足の連打のトレーニングです。
モーション1で、つま先立ちした時にアンクルモーションを活用し、
くるぶしを中心に動かします。
ここで硬くなっていると、前腿に力が入りすぎているかも知れません。後ろ腿にハリがあるか
確認しながらモーション2でダブル、そして連打へと繋がってゆきます。
床で立った時につま先とくるぶしの自然な動きを感じることができますので、それをペダルで表現して見ましょう!
曲練習では、
GLAYの中でもロックの定番となっている、
『GLAYパターン』を最大限活用してゆきます。
今回は「Soul Love」を集中レッスンです。
歌メロの中にフィルイン風のフレーズが多く出てくる印象的な曲ですが、基本リズムに戻る時のフィルインに苦戦しておりましたので、
シンプルなフィルインに置き換えて、リズムをスムースに繋げてゆきます。
さらに次の曲レッスンでは、
ZIGGY
「I'M GETTIN' BLUE」をレッスンしてゆきます。
こちらも16分音符の中に3連フレーズが多用されておりますが、単発ハネのある3連打ではなく、右手の動きは常に同じで、その裏にうまく左手を入れることでトリプレッツのモーションになります。まずは右手の動きを固めることですね。
生徒さんはとても研究熱心ですので、沢山の音楽に触れることでもリズムの幅も増えてゆきますので、土台固めをしながら、好きなバンドの憧れのフレーズを叩けるように頑張ってゆきましょう。
本日はレッスンお疲れ様でした!!
ドラム講師:横田なおき