今日のドラムレッスンは、20代の女性の方でした。
2時間連続レッスンです!
生徒さんのバンドの
ライブイベント出演は来年早々!
12月にはバンドでのライブに向かっての練習が本格的に始まるとのことですので、
今回の2時間集中レッスンでは、
バンドの新曲を想定してのリズム練習に加え、基礎練習を通した振り返り、
また生徒さんの機材についてのレクチャーなどをメインに行うことになりました!
今回はご自宅でのドラムスローン(イス)をお持ちになり、練習している時に音が鳴る原因なども確認しました。
レッスンで使用しているイスとは調整方法も違いますし、また、バンドでのスタジオやライブハウスのイスでは微調整が難しい場合があるため、その対策法なども一緒に考えてみました。
そして生徒さんが最近入手されたドラムペダルについて。
今まで使っていたドラムペダルよりもカムが真円ホイールで軽いアクションですが、今までの生徒さんが使用していたペダルとは傾向が違うため、それに合わせるための練習方法をレクチャー。
それら機材面の疑問をクリアしたあとは、じっくり奏法やリズムに迫ってゆきました。
生徒さんがバンドでのスタジオ練習でのドラムプレイを撮影されていたため、実際のバンドでのフォームなども確認することができました。
とても動きが効率的になってきておりますが、スネアのオープンリムショットに課題がありそうです。
打面に当てるタイミング、リムショットでのアタックのスピードと精度は、フルストロークとダウンストロークのモーションを見直し、ご自宅でもできるリムショットの練習方法もアドバイス。
さらに今回のレッスンでは、
生徒さんがお気に入りの曲、
ダンスボーカルユニット・ハマいくの
「ビートDEトーヒ」
に入っているフレーズを素材として使い、
オリジナル曲でのアイディア作りにも発展させてゆきました。
この曲のポイントを少し挙げると、
○4つ打ちビートのハイハットオープン・クローズにて、ハイハットオープン時に8分音符一打と16分音符二打を巧みに織り交ぜている
○2拍目にクラッシュを入れバックビートを強調するリズムパターンが曲を引き立てている
○ピアノソロパートにて、16分音符ハイハットから3連ハイハットにリズムチェンジさせるという小技が入っている
でしたね。
今回のオリジナル曲での課題は、
「フィルインの引き出しを増やす」
「楽曲に合わせたフィルインを作るには?」など、
今までのバンドの土台としての役割から、リズムを発展させてゆくことにステップを上げる段階になってきたようです!
まず考えておきたいこととしては、今持っているテクニックをどう活かしてゆくか、ということですね。
3連一つとっても、アクセントを変えてみたり、フロアタムやハイタム、ハイハットに置き換えてみることでトリッキーなフレーズに変わってきたりします。
また、手順をオルタネート(交互打ち)からRLL、右左左などに変えることでフィールや叩けるリズム、フレーズも広がって行きます。
今まで考えてきたことから、
さらにまだまだ可能性が広がってきた様子です。
2時間連続レッスンでもまたもやあっという間に時間が過ぎましたね!意欲的に集中されている証拠ですね。
本日はレッスンお疲れ様でした!!
ドラム講師:横田なおき