今日1人目のドラムレッスンは、20代の男性でした。
2時間連続レッスンです!
先月に2時間連続レッスンを生徒さんは初めて行なってみましたが、じっくり取り組めたこともあり、今月も2時間連続レッスンを希望されました!
軽くドラムキットでリズムを叩いた後、
フィンガーコントロールについてのレクチャーと、その強化により効く練習からスタートです。
フィンガーコントロールを練習する意図としては、もちろん指をコントロールするとよりスティックコントロールをしやすくなるということがありますが、
手首のリストショットや腕を使ったストロークでも指の使い方によってパワーや音色も変わってきます。
人差し指、中指、薬指、小指の各々の動き、
ゆっくり連続の動きと、
速いパッセージを出すためには?
の2パターンについて解説しながら、フィンガーコントロールを発展させてゆきます。
リストショット、ダウンアップにも大きく貢献してくれます。
それを踏まえ、
自主練教材としても取り組まれている、
アクセントストロークの移動パターン練習を行います。
演奏希望曲にもメインで使われる16分音符を駆使したリズムアクセントストロークでフィンガーコントロールの成果を確認しました。
手順は以下になります。
《 右手強=R / 左手強=L
右手弱=r / 左手弱=l 》
①R・l・r・l (〈強〉・弱・弱・弱)
②r・L・r・l (弱・〈強〉・弱・弱)
③r・l・R・l (弱・弱・〈強〉・弱)
④r・l・r・L (弱・弱・弱・〈強〉)
のパターンでしたね。
アクセント部分、ノーアクセント部分の自然な動きを狙いますが、この練習は前回の続きでもありますが、フィンガーコントロールの練習をした後では、アプローチも変わってきましたね。
力を入れた大きな音でアクセントを付けるよりも、ストロークでの腕の動きから自然な強弱をつけて行くことが理想ですので、
ストロークの
・フル
・ダウン
・タップ
・アップ
の腕の感覚を意識していただきました。
そして後半は生徒さんの新しい希望曲演奏曲に入ります。
You&Explosion Band
「ルパン三世のテーマ'78」です!
ルパン三世のテーマは色々なバージョンがありますが、ドラムソロがない16分基調のものをセレクトしておりますが、そのうち簡単なドラムソロを取り入れてゆきましょう。
といっても今までのフィルインの応用ですので大丈夫です!
今回はイントロ部分がすんなり入れるよう、手順足順をじっくり行なってゆきます。
ドラムパターンは何種類も存在しますが、生徒さんが選んだハイハットのオープン・クローズが特徴的なパターンを集中レッスン。
左手スネアからのスタートのため、
キックとハイハットオープンの同時の動きを慣れるまで何回もトライしてゆきます。
このような時の生徒さんの集中力はとても高く、完成度もが結果的に速くなります。
また、スネアとハイハットを行き交う16分音符パターンは、アクセント移動の練習成果の確認でもありますね!
何度もトライすることで自然な流れが出来つつあります。
今回の初2時間連続レッスンも生徒さんの集中力であっという間でした!
本日はレッスンお疲れ様でした!!
ドラム講師:横田なおき