次はお兄ちゃんのレッスンです!
左手ハイハットでのオープンバンド奏法での
基本8ビートのレッスンを少しずつ発展させながら、今回はリズムの最後にフィルインを入れて見ることにチャレンジすることに。
弟くん同様、集中され、かつ進歩も早いので、こういう積み上げレッスンが可能となります。
ご自宅でも色々工夫しながらドラムの練習をされているようですので、レッスン時には自主練に繋がる内容もたくさん盛り込んでゆきます。
もちろん、
本レッスン開始時から軸作りとして決めていることは毎回ブラッシュアップさせて行きます。
それはオープンバンドでのハイハットの奏法について、踏まえておきたいことです。
↓↓↓
⚪︎始めは脚は使わず、手のみで8分音符ハイハットの刻みを確認→慣れてきたら脚を加えてゆく
⚪︎オープンハンドの場合、
比較的腕のストローク範囲が広がるため、ハイハットはスネアに対して軽めに叩く
⚪︎大げさに「コツコツ」と言った感じのハイハット刻みでも良いリズム感、音粒、バリエーションも応用可能
※あくまでハイハットの左と右のバランス感覚を磨き、表現を広げるため
ということでしたね。
実際にオープンハンドでの8ビートを上記の通りに見本を見て頂き、視覚と音で理解してもらっています。
今回はその中で腕のストロークを集中レッスンしました。
フォームはかなり安定して来ましたが、右手の軌道が「横移動」になる傾向がありましたので、
腕の軌道修正を行なって行きました。
安定して来たところで、冒頭のリズムからフィルインの連動を繰り返し行なって行きます。
具体的には2小節目の最後の4拍目にフィルインを入れて見る試みです。
「タカタカ」という16分のフィルインでも、左手スタートになるので、タムなどに移動する時は、無理のない移動パターンを取り上げてゆきました。
さらにシンバルを1打目に入れたオルタネート(交互打ち)では、
前回同様、左手スタートでのドラミングば慣れてきていますが、キックは右足なので、上手くタイミングが合わないという現象は同じく出ておりましたが、
キックを4分で入れながらタイミングを合わせ、丁寧に繰り返し練習すると、形になって来ましたね!
後は練習を積み上げてゆくにつれ身体が慣れてゆきます。
仕上げに生徒さんの希望演奏曲に移ります。
asmi feat. Chinozoの楽曲
「ドキメキダイアリー」と、
スピッツ 「美しい鰭」です。
どちらもリズムキープがさらに向上しつつ、キメの部分も再現できているので、音が途切れることなく完奏できました!
生徒さんが見せてくれたスティック回しも、ドラムのグリップ向上に役立ちますので、こちらも加えてドラマーが良く行うスティック回しも紹介しました。
毎回、とてもドラムを楽しまれている姿が見られております!!
次回も楽しんで演奏してくださいね♪
ドラム講師:横田なおき